自然体なバースデー写真が公開
1月9日に38歳の誕生日を迎えたイギリス王室のキャサリン妃が、世界中から寄せられたバースデーメッセージへの感謝のしるしとして、インスタグラムに自身の未公開写真を投稿。「ケンブリッジ公爵夫人への愛に溢れたバースデーメッセージをありがとうございました」とお礼の言葉を添えた。
王室御用達フォトグラファーのマット・ポーティアスが手がけたこの写真は、ウィリアム王子&キャサリン妃一家の情報を発信するケンジントン宮殿の公式インスタグラムアカウント「@kensingtonroyal」のアイコンにもなっている、一家の近影を撮影した際のオフショット。
昨今ジーンズ姿をお披露目する機会が少なかったキャサリン妃が、ペールウォッシュのジーンズにグレーのニットを合わせたカジュアルな装いで、公務中は厳守だと言われている王室女性特有の座り方“ダッチェス・スラント”を封印して、いつもよりワイルドに少し脚を開いた姿勢で座る自然体な姿には、60万件近い「いいね!」とたくさんの祝福のメッセージが寄せられている。
ヘンリー王子&メーガン妃からの「ひと言」
そして、そのなかには、この前日に、今後は高位王族の座を退き、イギリスだけでなく北米も活動の拠点としながら、経済的に自立した新たな活動モデルを切り開いていく意向だと、事実上のロイヤルとしての“働き方改革”を発表したヘンリー王子&メーガン妃からのコメントも。
ヘンリー王子とメーガン妃の公式アカウントは、「ケンブリッジ侯爵夫人がとても幸せな誕生日を過ごされることをお祈り申し上げます」とケーキとハートの絵文字を添えた手短ながらも親しみを込めたメッセージでキャサリン妃の誕生日を祝福した。
ここ数年の間に発生したウィリアム王子とヘンリー王子の兄弟間の確執や、執拗に囁かれ続けるキャサリン妃とメーガン妃の不仲説、それに加えて、へンリー王子とメーガン妃が、2019年の年末年始をエリザベス女王をはじめとするロイヤルファミリーと一緒に過ごすのではなく、長男のアーチーとメーガン妃の母ドーリア・ラグランドとともにカナダ・バンクーバーでひっそりと過ごすという、例年とは異なる行動に出た直後の突然の高位王族からの退位発表に、世間では、ヘンリー王子夫妻とほかのロイヤルファミリーとの間に、大きな亀裂が入っているのではないかと、より一層懸念する声が。
さらに夫妻の発表は、ほかのロイヤルファミリーにとっては“寝耳に水”だったという報道もあり、一部では、2人の行動に対する批判も噴出している。
そんな、最中に、ヘンリー王子夫妻が見せたキャサリン妃への“歩み寄り”とも取れる今回の行動には、一体どんな意味があるのだろうか? 何もしなければしないで、さらなる疑惑を生んだかもしれないが、2人の「ひと言」の祝福メッセージには、将来のロイヤルファミリーとの関係を見据えたさまざまな配慮が込められていることは確か。(フロントロウ編集部)