『ロード・オブ・ザ・リング』の人気ぶり
『指輪物語』としても知られる『ロード・オブ・ザ・リング』は、1900年代初期に活動した小説家J・R・R・トールキンによる3部作のファンタジー小説。その人気は絶大で、世界中の様々な国の言葉で翻訳されており、現在でも広く愛され続けている。
2001年~2003年にわたって公開された映画版『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズは世界的に最も成功した三部作となり、その興行収入は『スター・ウォーズ』オリジナル3部作や『ゴッドファーザー』オリジナル3部作を超えた。
また、シリーズ完結編となる『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』は2003年のアカデミー賞で11部門にノミネートされ、その全てを受賞するという快挙を達成。
キャストには、アラゴルン役でヴィゴ・モーテンセン、フロド・バギンズ役でイライジャ・ウッド、ガンダルフ役でイアン・マッケラン、レゴラス役でオーランド・ブルームなどが出演した。
そんな大人気の本作が、Amazonプライム・ビデオによってオリジナルドラマとして戻ってくる。
今度の『ロード・オブ・ザ・リング』はドラマ!
『ロード・オブ・ザ・リング』は、Amazonプライム・ビデオによってドラマシリーズが制作中。その製作費はなんとテレビドラマ史上最高額の約1,000億円(10億ドル)だと言われている。
米Business Insiderのインタビューによると、米Amazon Studiosのマーケティング代表、マイケル・ベンソン氏は本作について「ファンが期待する忠実さを維持していきたい」と語っている。
まだ詳しいストーリーは発表されていないが、ドラマ版『ロード・オブ・ザ・リング』公式ツイッターがつぶやいた情報から、物語の舞台は『指輪物語』の第2期に破壊され海に沈められたヌーメノール(西方国)なのではないかと言われている。
Welcome to the Second Age: https://t.co/Tamd0oRgTw
— The Lord of the Rings on Prime (@LOTRonPrime) March 7, 2019
もしそうだとしたら、本作は映画版『ロード・オブ・ザ・リング』のずっと前の話となる可能性が高い。
ドラマ版『ロード・オブ・ザ・リング』気になるキャストは?
本作のメインキャストは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の最終シーズンで若かりし頃のネッド・スタークを演じたイギリス人俳優のロバート・アラマヨ、映画『ホテル・ムンバイ』のナザニン・ボニアティ、ドラマ『ハード・サン 滅亡の機密ファイル』のオワイン・アーサー。
さらに、『ガンズ&ゴールド』のトム・バッジ、『クロール ‑凶暴領域‑』のモーフィド・クラーク、『ミス・リベンジ』のイスマエル・クルス・コルドバ、『ザ・パッション』のジョゼフ・マウルなども参加。
Amazonプライム・ビデオによるドラマ版『ロード・オブ・ザ・リング』は、2020年2月から制作が開始される予定。(フロントロウ編集部)