大人気のスター猫が永眠
『ペット・セメタリー』は、『IT』や『シャイニング』で有名な小説家スティーヴン・キングが執筆した同名小説の映画化作品。
家族で田舎に引っ越した主人公一家が、新居の裏にあるペット墓地「ペット・セメタリー」を舞台に、恐怖に陥れられるストーリーになっている。
そんな本作で大活躍したスター猫のレオが、全米公開の2019年4月5日から数週間後に亡くなってしまっていたと、公式インスタグラムによって明かされていた。
メインクーンのレオはもともと保護猫で、『ペット・セメタリー』のために救われてからというもの、トレーナーのカーク・ジャレットやその他の猫と共に、のびのびと過ごしていたそう。
愛情をもって育てられたレオ
カークは米AVclubに「レオは自信たっぷりな子です。予告編やポスターに映っている猫はすべてレオ。彼は、僕が見てきた他の猫とは違って、とってもクールな表情をしているんです。とっても美猫で、表情豊かなんですよ」と、愛情深いコメントしていた。
レオは『ペット・セメタリー』の情報公開後すぐに人気になり、カークは撮影終了後の2018年10月にインスタグラムを開設。
本編で見られるようなボサボサの姿ではなく、きれいに毛並みを整えられた姿で、2万人以上のフォロワーを和ませていた。
撮影後レオはカークの家の飼い猫になり、しばらくはインスタグラムで元気そうな様子を見せていた。
しかし2019年5月30日の投稿で、カークはレオの死を報告。約13,000人ものファンが反応をし、2,000人以上が追悼のコメントを送った。
レオの死因は明らかにされていないけれど、生前、2019年1月の投稿で「まだ成長中」と明かされていたため、若かったのではないかと考えられる。(フロントロウ編集部)