フェンディが日本発のブランドとコラボ
先日イタリア・ミラノで行なわれたフェンディの2020年秋冬メンズコレクション。フェンディといえば、多くのセレブから愛されているブランドで、ラッパーのニッキー・ミナージュとのコラボも記憶に新しい。
そんなフェンディが、最新コレクションで創立以降初めてのことにチャレンジした。それは、日本人デザイナーとのコラボ。フェンディは、LVMHプライズでファイナリストまで残った日本人デザイナーの森永邦彦が手掛けるブランドのアンリアレイジ(Anrealage)とコラボ。
森永邦彦のアンリアレイジは、太陽光で色が変わる服が話題になり、LVMHプライズでは審査員を務めたジジ・ハディッドやベラ・ハディッド、さらにはナオミ・キャンベルといった人気モデルたちの度肝を抜かせた。
その技術を最大限に生かし、今回フェンディとのコラボでは、ファッションショー終盤に白のコートやハットなどを着用したモデルが登場すると、そのモデルを囲むようにライトが天井から降下。

そしてライトがまんべんなくモデルたちの体を照らし続けると、その数秒後には、白のコートやハットなどがフェンディのシグネチャーカラーであるイエローになったり、デザインを浮かばせたりと、あっという間に違うアイテムに早変わりした。


伝統あるフェンディと日本の最新技術が融合したコレクションは、様々なところで評価され、世界中を驚かせた。(フロンントロウ編集部)