『glee/グリー』キャストが思い出話
大人気ミュージカルドラマ『glee/グリー』に出演した、アーティ役ケヴィン・マクヘイル、ティナ役ジェナ・アウシュコウィッツ、レイチェル役リア・ミシェルが、ポッドキャスト番組『Showmance』で、ドラマの思い出話を語った。
番組内で語られたのは、キャスト陣が初めて出会った時のエピソードや、撮影後も一緒に遊んでいたほど仲が良かったことなど。
そのなかで3人は、2013年に薬物の過剰摂取で他界したフィン役コリー・モンティスとの思い出にも触れた。
コリーとの最初の思い出としてケヴィンは、簡易トイレに閉じ込められた車椅子のアーティをフィンが救出するというパイロット版のシーンを撮影している時に、コリーとドラマが大ヒットしそうなただならぬ気配を感じ、密かに「これ、なんだかすごいよね。僕たちきっとこの瞬間を一生忘れないだろうね」と話し合ったことを振り返った。
それを聞いたリアは、元恋人であるコリーが演じたフィンについて「(ドラマをもう一度見ると)シーズンを通して成長したキャラクターの姿が一瞬垣間見える時がある。彼がアーティを救出した時に、フィンの心が見えて、感動しちゃったわ」と語ったほか、ケヴィンは「(カナダ出身の)コリーはビザの関係でなかなか撮影に来られなかったよね(笑)」と、当時の微笑ましい舞台裏も明かした。
また、ドラマのキャスト陣の仲の良さが伝わる出来事も振り返った。リアが「撮影の最終日、みんなでステージに円になって座ってドラマで楽しかったことを語りあったよね」と振り返ると、「今日の撮影はジェナだから、終わったら一緒にご飯に行こうって考えていた」といったプライベートでの仲良しエピソードも披露。
リアは「撮影中よりそれ以外の思い出の方が覚えているもん。それっていいことよね」と話すと、ジェナは「レコーディングのためにみんなでスタジオに行ってたむろしてた!」と返答。それにリアが「『ドント・ストップ・ビリーヴィン』のレコーディングスタジオに何の雑誌があったかも覚えている」と当時の思い出話に花を咲かせた。(フロントロウ編集部)