イギリスを代表するロックバンドのクイーンが、バンドとして初めてコインのデザインとして採用された。(フロンントロウ編集部)

クイーンのコインが誕生

 1月25日から幕開けする来日公演のために日本を訪れているクイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラー。じつは来日中にイギリスでは、クイーンに関するあるニュースが流れていた。

 そのニュースとは、イギリスの王立造幣局がクイーンのメンバーにまつわるデザインが施されたコインを販売するということ。王立造幣局が作ったコインで、バンドにまつわるものが作られるのは初めてで、このコインはミュージック・レジェンド・コレクションとして発売される。

 コインは片側にはエリザベス女王、そしてもう片側には、「QUEEN」という文字を囲むようにフレディ・マーキュリーのグランドピアノ、ブライアン・メイのギター、ロジャー・テイラーのドラム、そしてジョン・ディーコンのベースがデザインされている。

 しかもグランドピアノは、楽曲「ボヘミアン・ラプソディ」の最初の和音が押された状態でコインにプリントされているという粋な演出も。

 ブライアンは「私たちにとってこんな大きなことを誰が想像できた?という瞬間です。クイーンを始めた頃、認めてもらうためのはしごの1段目さえ遠くて、届かないものだと思っていました。自分たちのバンドを認めてもらい、音楽を祝福してもらえることは、とても感動的で、光栄なことです」と、声明文を出している。

 ちなみにこのコインは、約1,800円(13ポンド)から約28万円(2,020ポンド)のものまで用意されており、それぞれ数量限定で販売される。(フロンントロウ編集部)

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