マッチングアプリのティンダー(Tinder)が、デートの安全を強化するシステムを導入すると発表した。(フロントロウ編集部)
Tinderが非常ボタンや本人認証を導入
世界で最も使われるマッチングアプリのティンダーが、非常ボタンを追加することを発表した。初対面の人との初めてのデートを、より安全なものにするためだという。
非常ボタンが押された場合、それが本物かどうかを確認するためにコード入力が求められるという。コードが入力されなかった場合は、センターから本人にメールが送られる。そしてメールにも返信がなかった場合、企業から警察に通報されるという。
また、ティンダー内にデートの日時や場所を登録しておけるようにもなるそう。
さらにその機能とは別に、プロフィール写真が本人であることが証明された際に表示される認証マークも設ける予定だという。
ティンダーのCEOであるエリー・セイドマンは、「毎日多くの人が、新しい人と知り合うために私たちを信用しています。ですので私たちは、今日のユーザーが求める最高のテクノロジーに裏打ちされた革新的な安全システムを作り上げることにしました」とコメントしている。
これらのシステムが広い範囲で使用できるようになるのは、今年2020年の後期だという。(フロントロウ編集部)