グラミー賞授賞式のステージで任天堂スイッチ
米時間1月26日に行なわれた音楽の祭典、グラミー賞授賞式。18歳のビリー・アイリッシュが史上最年少にして主要4部門を独占して大きな話題になったけれど、その裏で、世界中で大人気の日本のゲーム機ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)がスポットライトを浴びていた。
ニンテンドースイッチがグラミー賞の会場であるステイプルズ・センターのステージに立ったのは、ラッパーのタイラー・ザ・クリエイターがアルバム『IGOR』でキャリア初のグラミー賞となる、最優秀ラップアルバム賞を受賞したとき。
名前を呼ばれステージに上がる際に、タイラーが階段からではなくステージにジャンプして飛び上がったり、一緒にステージに上がった母親がタイラー以上に大興奮していたりと、タイラーの受賞シーンは欧米でもかなり話題になった。なんとこの場面で、ニンテンドースイッチがタイラーと共にステージに上がっていた。
注目してほしいのが、タイラーの友人であり、タイラーが所属するラップグループ、オッド・フューチャー・ウルフ・ギャング・キル・ゼム・オールの仲間であるジャスパー・ドルフィンの手元。そう、ジャスパーの手元にはしっかりとニンテンドースイッチが握られている。
ビッグセレブが集まる大型授賞式にゲーム機器が持ち込まれるのも珍しいが、受賞スピーチ中にステージに登場してしまうなんて前代未聞。世界有数のビッグイベント中でさえ、片時も手放したくなくなるほど、ニンテンドースイッチは愛されているということか。
ちなみにその後ジャスパーはツイッターで「『ポケモン』で遊んでいたんだ」と、グラミー賞の間もニンテンドースイッチで『ポケモン』のゲームを楽しんでいたことを明かした。(フロントロウ編集部)