マーベル映画『ブラックパンサー』などに出演した俳優のダニエル・カルーヤが、インタビューなどで人種について聞かれることに苦言を呈した。(フロントロウ編集部)
人種の話はしたくない
MCU映画『ブラックパンサー』や、大ヒットを記録したホラー映画『ゲット・アウト』などに出演したダニエル・カルーヤが、“人種”にまつわることについて英Radio Timesのインタビューで話した。
この時に、2020年のアカデミー賞などの主要の映画アワードでは白人のノミネートが圧倒的に多く多様性の欠如が叫ばれていることから、人種のことについて聞かれたダニエルは、「周りを取り巻く人種問題を無視するわけではないが、それで決めつけられたくない。僕はダニエルであって、たまたま黒人なだけ」と、“黒人であること”が前提で質問されることに疑問符を投げかけた。
“黒人の声を届ける者”としては発言したくないと話したダニエルは、「人種について何を話し合うんだい?僕は退屈だ。何を議論するの?僕はどちらかというと行動する方だから、何かしたいことがあれば行動に移すよ」と自分の意見を話した。(フロントロウ編集部)