ビフォー&アフター写真にどよめきが…
主演映画『ザ・リズム・セクション(原題:The RhythmSection)』で復讐に燃え暗殺者と化す女性を熱演した俳優のブレイク・ライブリーが、自身の「すっぴん」にまつわる世間からの誤解にちょっぴり憤っていると語った。
同作でブレイクが演じた主人公は、目的を遂行するために、さまざまな姿に扮装。その1つには、撮影開始当初から話題になっていた、髪をボサボサのショートへアにカットした、いかにも疲労困憊しているように見える“すっぴん風”の容貌も含まれる。
ブレイクは、プロモーション活動の手始めにインスタグラムでこの「すっぴん風メイク」のビフォー&アフター写真を公開。案の定、いつものゴージャスな姿とのギャップがスゴいと注目を浴びた。
しかし、なかにはこれらをブレイクの“真のすっぴん”だと勘違いしてしまうフォロワーも。とくに右のアフターの方の写真を彼女のすっぴんだと信じた人からは、ちょっとしたどよめきが起こっていた。
世間の誤解に憤る
この件について、言っておきたいことがあるというブレイクは、米人気番組『ザ・トゥナイト・ショー』でのトーク中に予想外の事実を告白。
じつは、これらの写真は、両方とも彼女のすっぴんではなく、メイク後の写真。ナチュラルに見える左の写真のメイクにも、そして右のゲッソリとして見えるメイクにも、それぞれ1時間ずつを要したという。
「メイクアップアーティストは、あえて、この“疲労困憊ルック”(右)を施してくれたの。私が演じる主人公の家族が悲惨な経験をしたばかりということを表現するためにね。それから物語が進むにつれて、ちょっとマシな風貌のメイク(左)に変化してるの」と、なぜ2種類の“すっぴん風メイク”が採用されたのかを説明したブレイクは、続けて、「でも、この写真をインスタに投稿したら、『すっぴんを公開するなんてブレイクは勇気あるね』って言われちゃった…これが私の”真のすっぴん“だと思った人もいるみたい。私は、それについてかなり憤慨してる。だってこのゲッソリメイクには、1時間もかかるんだから! 」と笑いながら悔しさを滲ませた。
さらに、自分のすっぴん風メイクを擁護したことについて、「『私のすっぴんはこんなにヒドくない!』っていう虚栄心と、『どうしてみんな、女性たちは朝目覚めた瞬間から美しく見えるべきだなんて思うの?非現実的すぎる!』っていうフェミニストな自分の狭間で揺れ動いてる」と語ったブレイクは、でも、実際のところ、世間の人には、私は起きた瞬間から美しいと思って欲しいと思っちゃうよね…」と複雑な乙女心も吐露して、共感を集めた。(フロントロウ編集部)