ファン待望のハーレイ・クイン主人公の映画
映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』は、DCコミックスの人気ヴィラン、ハーレイ・クインが主人公の物語。日本では、2020年3月20日に全国公開される。
主人公のハーレイ・クインは映画『スーサイド・スクワッド』に引き続きマーゴット・ロビーが演じる。
さらに、ハントレス役にはメアリー・エリザベス・ウィンステッドが、ブラックキャナリー役にはジャーニー・スモレット=ベルが、ブラックマスク役にはユアン・マクレガーが抜擢されるなど、豪華キャストでも大注目。
本作では、映画『スーサイド・スクワッド』後にジョーカーと破局したハーレイ・クインが、ツインテールをバッサリ切り落とし大胆にイメチェン。大物犯罪者のブラックマスクに命を狙われている少女のカサンドラを守るため、自由を愛する女性たちと最凶のチームを結成し、大暴れする。
ハーレイ・クインの魅力は、なんといってもその快活な暴力性。キュートな見た目でありながら、思いもよらない奇想天外なアイデアとその凶暴さで、周りを混乱に陥れるところがファンを魅了してやまない。
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』でもその魅力は健在。さらにパワーアップしたアクションを見せつけてくれること間違いナシ。
そんな本作がアクションシーンの参考にしたのは、なんとカンフー俳優のジャッキー・チェン。
本格的な肉体派アクションを参考にした
監督のキャシー・ヤンが米/Filmに明かしたところによると、本作のアクションシーンを行うにあたって手を組んだのは、『ジョン・ウィック』や『デッドプール2』のアクションを手掛ける世界最高峰のアクション集団87eleven Action Design(87イレブン・アクション・デザイン)。
監督と同集団のジョナサン・エウゼビオが話し合っていきついたのが、ジャッキー・チェン作品のようなアクション。
ジャッキーの戦闘スタイルは、実は今日のハリウッドではあまり真似されていない。なぜなら、自分でアクションシーンをこなせるジャッキーとは違い、一般的な作品ではスタントダブルが使われるため、キャストとスタントダブルの違いを隠すために、高速カットとカメラの動きでアクションシーンが編集されているため。
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』では、キャストたちのスタントスキルの高さが必要になるジャッキー・チェン流の撮影スタイルを実現するために、キャストは入念な訓練を行ない、そんな彼女たちの努力のおかげで、ジャッキー・チェンにインスパイアされたアクションシーンの撮影を行なうことができたという。監督は米/Filmのインタビューで、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』はスタントダブルの活躍の機会が少なかったと明かした。
そんなアクションシーンに気合が入りまくっている映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』は、2020年3月20日に全国公開。(フロントロウ編集部)