マーク・ジェイコブスのショーは自由自在
2020年は同時期にアカデミー賞授賞式があったことから、トム・フォード(Tom Ford)はセレブのためにロサンゼルスでコレクションを行なうなど、少し異例な動きをしていたけれど、ニューヨークファッションウィークもいよいよ終盤。
最終日間近には、日本でも人気が高いマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)が2020年秋冬コレクションを開催。今回のマーク・ジェイコブスのコレクションは、前回同様にランウェイはなし。モデルたちは会場に設置されたゲストが座る椅子の間を歩き、走り回ったりダンスをしたりと自由自在にコレクションを盛り上げた。
マーク・ジェイコブスの2020年秋冬コレクションにマイリーが
マーク・ジェイコブスのコレクションには、フロントロウでもお馴染みのジジ・ハディッド、ベラ・ハディッド姉妹をはじめ、カイア・ガーバーやカーリー・クロスといった人気モデルたちが集合したけれど、その中でひと際目を引いた人が。それは、シンガーとして活躍するマイリー・サイラス。
マイリーはヘルシーな体を見せたオールブラックのコーディネートに、コートを羽織るのではなく、引きずりながらバッグと一緒に持って会場をウォーキング。
マイリーがマーク・ジェイコブスのコレクションを歩いている動画をアップすると、そこには元祖スーパーモデルで会場にも足を運んだナオミ・キャンベルも炎のマークで反応し、マイリーのウォーキングを褒めたたえた。
マーク・ジェイコブスは、過去にもレディー・ガガを起用したことがあり、モデルだけでなくセレブをランウェイに登場させてきたブランド。50年代~60年代風のルックが多かった2020年秋冬コレクションは、一風変わったエンターテインメント感満載のショーということもあり大盛況のうちに幕を下ろした。(フロンントロウ編集部)