なかなか落ちないアイライナー
アイメイクのなかで、落ちにくさNo.1のパーツといえば「アイライン」。とくにまつげのキワに引いたアイラインは落ちづらく、肌に負担をかけるとわかっていても、ついゴシゴシこすってしまうという人も多いのでは?
しかし、美容好きならご存じの通り、目のまわりの刺激はクマ、シワ、シミなどの原因になりやすく、できれば避けたいもの。かといって優しくしすぎてアイラインがきちんと落ちていないと、これもまた肌トラブルの原因になると専門家は言う。
メイク落としの救世主「綿棒」
では、ポイントリムーバーをコットンに含ませて落とす方法についてはどうだろう。メイクアップアーティストのビリー・ジーンによると、たしかにアイシャドウやマスカラはキレイに落ちるけれど、まつげのキワにあるアイラインを落とすのには不十分だという。では、どうすればいいの?
そこでビリーがオススメしているのが「綿棒」を使ったテクニック。
ビリーは、「オイルベースもしくはウォーターベースのメイク落としを綿棒に含ませて使用するのが一番オススメ。刺激が少なく、どんなアイラインも簡単に落とせる」と米メディアMakeup.comにコメント。
でも気をつけたいのが、綿棒にメイク落としをつけすぎること。メイクアップアーティストのジェナ・クリスティーナは、「よくある間違いなんだけど、綿棒から滴るほど(メイク落としを)含ませちゃだめよ。目に入って刺激になっちゃうから」と話し、また目に使うためピーリング成分が含まれているものは避けるべきとアドバイスした。
もし水を使えない場合は、クレンジングバームもオススメ。綿棒に少量取り、アイラインの汚れを浮かせたら、あとは温かい濡れタオルで優しくふき取るだけでOK。オイルでしっかり落としつつ、目元の保湿効果も期待できるとジーンは言う。
綿棒を使ったプロのクレンジング法。ちょっと面倒に感じるかもしれないけれど、塵も積もれば山となる。いつまでも若々しい目元をキープするためにも、ゴシゴシこすってた人は綿棒に切り替えてみるのもいいかも。(フロントロウ編集部)