ハリーの胸元に注目
昨年12月、ニューアルバム『ファイン・ライン(Fine Line)』をリリースしたハリー・スタイルズが、英現地時間2月19日に開催されたイギリス最大の音楽の祭典ブリット・アワード(Brit Award)に出席。
レッドカーペットでは、ジェンダーレスファッションに傾倒するハリーらしく、レース調の襟がついたシャツやパールのネックレスなど、フェミニンな要素を取り入れた独特のスタイルを披露した。じつは、この日のファッションにはもう一点、注目すべきポイントが。
それは、スーツの襟についていた“黒いリボン”。ブラックリボンは故人への追悼の意を込めて身に着ける喪章であり、ファンのあいだでは、これがつい先日自殺したハリーの元恋人でタレントのキャロライン・フラック(享年40)に向けたものだと言われている。
イギリスでカルト的人気を誇る恋愛リアリティ番組『Love Island UK(ラブ・アイランド)』のホストとして知られるキャロラインとハリーは、今から約10年前の2010年にハリーが所属するボーイズグループ、ワン・ダイレクション(※現在は活動休止中)を輩出した音楽オーディション番組『Xファクター』のスピンオフ番組で共演したことがきっかけで意気投合し、その翌年の2011年に交際に発展。短い期間ではあったが、14歳という歳の差を乗り越えて真剣交際をしていた。
キャロラインの訃報をうけて、自身の母アン・ツイストや、同じくワン・ダイレクションのメンバーで生前キャロラインと親交があったナイル・ホーランが、SNSを通じてキャロラインの死に反応するなか、沈黙を貫き続けていたハリー。今回のリボンの件も含めてハリー自身はまだ何もコメントしていないが、キャロラインの死を惜しむ気持ちはほかのみんなと一緒のよう。(フロントロウ編集部)