3月20日に新アルバム『After Hours』を発売
人気シンガーのザ・ウィークエンドが、3月20日(金)に待望のニューアルバム『アフター・アワーズ(After Hours)』をリリースすることを発表した。『アフター・アワーズ』は、2018年発売のEP『マイ・ディアー・メランコリー(My Dear Melancholy)』以来約2年ぶり、フルアルバムとしては2016年発売の『スターボーイ(Starboy)』以来、じつに約4年ぶりの新作である。
元恋人でモデルのベラ・ハディッドとの関係について歌っているとされる2曲のシングル「ハートレス(Heartless)」と「ブラインディング・ライツ(Blinding Lights)」ほか、全14曲が収録予定。
「ハートレス」は「ザ・ヒルズ(The Hills)」「キャント・フィール・マイ・フェイス(Can't Feel My Face)」「スターボーイ(Starboy)」に続く自身4曲目の全米シングル・チャート1位を獲得し、「ブラインディング・ライツ」は自身初の全英シングル・チャート1位に輝いた。「ブラインディング・ライツ」はメルセデス・ベンツが昨年発表した電気自動車(EQC)のグローバル・キャンペーンソングにも起用されており、そのCMにザ・ウィークエンド本人が出演していることも話題となった。
アルバムと同名の新曲を発表
この発表と同時に、アルバムのタイトルと同名のシングル「アフター・アワーズ」も先行リリース。今どき珍しい6分を超える大作で、今までのザ・ウィークエンドのサウンドをさらに進化させたアンビエントな要素が打ち出され、ASMR的なノイズも随所にちりばめられるなど、聴覚から人間の本能を刺激する革新的なサウンド・アプローチを見せている。先行リリースされた3曲のシングルはどれもファンから好評で、まだアルバム発売前にもかかわらず、『アフター・アワーズ』はザ・ウィークエンド史上最高傑作との呼び声も高い。
ちなみに、「ハートレス」と「ブラインディング・ライツ」と同様、こちらも愛する女性について歌った失恋ソングとなっており、「愛する君はもういない/君のことを一番必要としている時に、君は一体どこにいるの?/君のそばにいられるなら何でもする/君の心を傷つけるようなことをして、ごめん/僕は君に言った/ベイビー、前よりもっと君のことを大切にする/ずっと君のそばにいるし、君をどこにも行かせはしない/今度は絶対君の心を傷つけたりしない」と、ある女性に向けて過去の過ちを謝罪し“やり直したい”と訴えるような、意味深な内容の歌詞が出てくる。(フロントロウ編集部)