メイクのプロが手放せないコンシーラー
セレブやプロのメイクアップアーティストたちは、ベースメイクにコンシーラーを必ずといっていいほど取り入れていて、なかにはファンデーションはあまり使わずに、コンシーラーで美肌をつくると語る人も少なくない。
なぜならコンシーラーは、上手に使いこなせれば均一な肌がつくれて、ファンデーションを顔全体に広げるよりも、より軽く自然な美肌に見せてくれるから。けれど、コンシーラーは塗った部分だけムラに見えてしまうこともあって、上手に使いこなすのはなかなか難しい。
そんなコンシーラーを使ったメイクテクについて、メイクアップブランド「ボビイ ブラウン」の創設者であり大御所メイクアップ・アーティストであるボビイ・ブラウンが紹介した。
気になる目元をカバーするコンシーラーテク
ボビイはコンシーラーがもつ威力について、「私はいつも、コンシーラーは宇宙のなかでも最高の秘密だと言ってきたの」と米メディアPureWowに語り、それと同時に、最大限のメリットを得るにはコンシーラーを正しく使いこなす必要があると説明。
そして、コンシーラーでカバーするパーツのなかでも、とくに自然にカバーするのが難しい目の下のカバー方法をレクチャーした。
使いたいのはイエローベースのコンシーラー
まずボビーがアドバイスしたのは、色選び。最近は幅広い色展開のコンシーラーがあるけれど、目の下のカバーに使うコンシーラーについて、ボビイのオススメは黄みがありファンデーションよりも明るい色。
そしてそのコンシーラーを目の下につけたら、「仕上げに薄いイエローの色合いのあるパウダーをのせるといい」とアドバイス。同じような色合のパウダーを重ねることでなじみがよくなるうえ、持ちもアップするそう。
またボビイは、コンシーラーをつける前にも後にもファンデーションはつけないようにと話し、その代わりに「目の下の暗い部分には、ピンクやピーチなどの色合いのコントロールカラーを使ってから、そのうえにコンシーラーをのせてみて」と提案した。
慣れていないとついファンデーションとコンシーラーを重ねがちで、それによって厚みがでたり、色のムラが出たりしてしまう。けれど、部分的にコントロールカラーとコンシーラーを使うことで上手にカバーでき、軽くて美しいベースメイクに仕上がるのだそう。
ボビイのオススメするメイク法を参考にして、自然な目元のカバーにトライしてみて。(フロントロウ編集部)