ファーストアルバムがグラミー賞を受賞し、将来を約束されるも、こつ然と音楽業界から姿を消したシンガーのダフィーが“空白の10年間”に自身の身に起きた出来事を告白。(フロントロウ編集部)

過去のレイプ被害を公表

 2008年に発売したファーストアルバム『ロックフェリー』が、グラミー賞でベスト・ポップ・ヴォーカル・アルバム賞に輝いたシンガーのダフィー(Duffy)が、将来を約束されていたにもかかわらず、グラミー賞受賞からわずか2年後にこつ然と音楽業界から姿を消し、その後、約10年間にわたってスポットライトから離れていた理由を明かした。

画像: 過去のレイプ被害を公表

 故エイミー・ワインハウスを彷彿とさせるソウルフルな歌声が持ち味のダフィーは、「マーシー(Mercy)」で大ブレイク。しかし、 2010年にセカンドアルバム『エンドレスリー』をリリースして以降、音楽シーンから姿を消していた。

 そんなダフィーがつい先日、突如公式インスタグラムを開設し、自身の復帰を待ち続けてくれたファンに向けて長文のメッセージを投稿した。何のアナウンスもなく、約10年にわたって活動を休止していた理由について、彼女はこう綴っている。

 以下、ダフィーのインスタグラムに投稿されたコメント全訳。

 「恐らくみなさんが想像できるのは、これを書こうと思うまでに一体どれほどの時間を要したのかということだけでしょう。どう書けばいいのかも、これを書いたあと自分の中にどのような感情が芽生えるのかもわかりません。正直に言って、今、このタイミングでお伝えするのが正しいことなのかもわかりません。なぜ自分が今解放されたような気分なのかも説明できないのです。

 これ読んでいる方の多くは、私の身に一体何があったのかとお考えでしょう。なぜしばらく姿を消していたのか。どこに身を隠していたのか。

 私の連絡先を入手したジャーナリストから連絡を受けました。そして昨年の夏、私は自身の身に起こった出来事を彼にすべて打ち明けました。彼はとても親切で、私はようやく自分の口からすべてを語ることができたことに喜びを感じました。真実はこうです。先にお伝えしておきますが、私は今安全な場所にいるのでどうか安心してください。私は数日間にわたって拘束され、薬物を飲まされ、レイプされました。もちろん命は助かりました。けれど、回復するまでにとても時間がかかりました。

 どう頑張っても重い話になってしまいますが、この10年間、私は来る日も来る日も自分の心が太陽のように明るくなることを望んでいました。そして今、私の心はようやく陽の光に照らされています。

 私が自分の中にある痛みを、自分の声を使ってお伝えしなかったことを疑問に感じてらっしゃる方もいるでしょう。みなさんに、私の瞳の奥に潜む悲しみを感じ取ってほしくなかったのです。私は自分に問いかけました。自分の心が壊れている時に、本当に“心から歌うことができるの?”と。それから時間をかけて心が修復されました。

 数週間後に、自分の口でこの件について語るインタビューを投稿する予定です。みなさんからの質問にも答えたいとも思っています。恐らくインタビュー形式になると思います。みなさんの優しさに本当に感謝しています。あなたたちはつねに私の友達でいてくれた。そのことにお礼を言います。

 どうか、ゆっくりとですがまた動き始めた私を尊重してください。家族には迷惑をかけたくないので、このことをポジティブな経験にするためにもサポートをよろしくお願いします」 

  

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You can only imagine the amount of times I thought about writing this. The way I would write it, how I would feel thereafter. Well, not entirely sure why now is the right time, and what it is that feels exciting and liberating for me to talk. I cannot explain it. Many of you wonder what happened to me, where did I disappear to and why. A journalist contacted me, he found a way to reach me and I told him everything this past summer. He was kind and it felt so amazing to finally speak. The truth is, and please trust me I am ok and safe now, I was raped and drugged and held captive over some days. Of course I survived. The recovery took time. There’s no light way to say it. But I can tell you in the last decade, the thousands and thousands of days I committed to wanting to feel the sunshine in my heart again, the sun does now shine. You wonder why I did not choose to use my voice to express my pain? I did not want to show the world the sadness in my eyes. I asked myself, how can I sing from the heart if it is broken? And slowly it unbroke. In the following weeks I will be posting a spoken interview. If you have any questions I would like to answer them, in the spoken interview, if I can. I have a sacred love and sincere appreciation for your kindness over the years. You have been friends. I want to thank you for that x Duffy Please respect this is a gentle move for me to make, for myself, and I do not want any intrusion to my family. Please support me to make this a positive experience.

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 事件の詳細はもちろんのこと、これを機に本格的に音楽活動を再開させるのかといったことは、恐らく彼女が言っていた後日公開予定のインタビューのなかで語られるものと思われる。(フロントロウ編集部)

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