待望のシリーズ最新作の指揮をとるのは…
1981年に記念すべき第1作となる映画『インディ・ジョーンズ/失われたアーク』が公開されて以降、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984年)、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008年)と続く大ヒットシリーズの第5弾が制作されることが決定。
これまで幾度となく続編制作の話が持ち上がるも、しばらくの間まったく進展がなかったが、ようやく本格的に動き始めた『インディ・ジョーンズ5(仮)』。過去4作で主演を務めたインディ・ジョーンズ役の俳優ハリソン・フォードの続投も発表され、2021年の夏公開に向けていよいよ今年の春頃から撮影がスタートする予定だが、ここにきてハリソンとともに1作目からシリーズを支えてきた、もう1人の“重要人物”が交代することが判明した。
そのもう1人の重要人物とは、過去4作で監督を務めてきた巨匠スティーヴン・スピルバーグ。
米Varietyによると、『インディ・ジョーンズ5』の指揮をとるのはスピルバーグ監督ではないそうで、現在、映画『フォードvsフェラーリ』のジェームズ・マンゴールド監督と交渉している段階だという。マンゴールド監督は、過去に映画『ウルヴァリン』シリーズの監督を引き継いで、続編の『LOGAN/ローガン』を大ヒットさせた実績を持つ。
関係者がVarietyに明かした話では、監督交代を決めたのはほかでもないスピルバーグ監督自身で、“シリーズに新しい風を吹き込んでくれる、次世代の監督に作品を託したい”という思いから、監督の座を退くことを決断したそう。ただし、まったく携わらないわけではないといい、プロデューサーという立場から作品を支えていくことになるとか。
ちなみに、『インディ・ジョーンズ』シリーズの生みの親で、過去4作品で製作総指揮を務めたジョージ・ルーカス監督は同シリーズから完全に“引退”していることから、『インディ・ジョーンズ5』に正式なかたちで携わることはないと言われている。(フロントロウ編集部)