目が離せない!大型新人フローレンス・ピュー
フローレンス・ピューは映画『ファイティング・ファミリー』や『ミッドサマー』など人気作品に次々出演し、2020年3月27日に日本公開される『ストーリー・オブ・マイライフ/私の若草物語』では、2020年のアカデミー賞で助演女優賞にノミネートされた新進気鋭の俳優。
2020年にはマーベル映画『ブラック・ウィドウ』にもメインキャラクターとして出演が決まっており、ますます目を離せない24歳。
幼い頃から女優を志していたフローレンスは、2014年の学園ホラー作品『The Falling』で映画デビュー。同作では、HBOのメガヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でアリア・スタークを演じた俳優のメイジー・ウィリアムズと共演し、プライベートでも交流を深めた。
そんなフローレンス、デビューの直前にあたる2013年に、アコースティックギターの弾き語りをしている動画をいくつか投稿していた。
弾き語りが美声すぎるフローレンス
いまや大物ともいえるフローレンスは、2013年にフロッシー・ローズという名前でYouTubeに動画を投稿。全部で11本の動画がアップされている。
最初に投稿したのは、「See the Signs Voice」というタイトルのオリジナルアカペラソング。
まだ高校生だというにもかかわらず、アンニュイな美声がとっても魅力的。動画の概要には、「ギターなしの曲です」とそっけないコメントが書かれている。
次の曲は「I'll Wait」というタイトルの切ない夏の歌。どうやらフローレンスは、切なく苦い恋の経験を歌詞にこめているよう。今よりアイメイクが濃いのも印象的。
7月にアップし動画はアメリカのフォークロックバンド、ザ・ルミニアーズの曲「Ho Hey」のカバーソング。ベッドの上にあぐらを組んで夢みがちな様子で弾き語るその様子は、ほろ苦い青春を体現したよう。
オックスフォードにある有名なパブリック・スクール、セント・エドワーズ校に通っていたフローレンスは、学校で行われた学祭のようなものでの貴重映像も投稿している。バンドバトルのような企画だったようだけれど、堂々と落ち着いてルーシー・ローズの「Shiver」のカヴァーソングを披露。この頃すでに大物としての素質は見え始めていたのかも。
フローレンスが歌を弾き語り始めたのは、兄であり俳優のトビー・セバスチャンが、歌手活動をしていることも要因の一つかもしれないと言われている。
なんとフローレンスのお母さんも動画を投稿
実は、フローレンスが音楽を楽しんでいる姿が投稿されたのは、2013年が初めてではない。彼女の母親デボラが、2012年12月に、ドラムを叩きまくるフローレンスの姿をYouTubeにアップしていた。
「初めてのドラムレッスン」と題されたこの動画でのフローレンスは、とても幼く見える。めちゃくちゃに叩いているように見えても、最後はちゃんとリズムをとって可愛くキメている。
さらに母デボラは、2007年の弾き語りもアップ。
こちらは、1950年代に活躍した俳優・歌手のリッキー・ネルソンの名曲「Lonesome Town」を歌っているフローレンスの姿が。どうやら昔からフォーク系の渋い曲を嗜んでいたらしい。
デボラは現在でもフローレンスの幼き頃の動画をアップし続けており、その最後の投稿は2020年2月25日。
歌っているのは、1960年代に流行したディオンヌ・ワーウィックのポップソング「Walk On By」のアコースティックカバー。11歳にしてこの圧巻の歌いっぷりとは、動画をアップしたくなる気持ちも納得。
そんなフローレンスが出演した新作映画『ストーリー・オブ・マイライフ/私の若草物語』は2020年3月27日に日本公開。さらに、フローレンス主演の大人気ホラー映画『ミッドサマー』は絶賛ロードショー中。(フロントロウ編集部)