カチューシャを後頭部に
ミラノファッションウィークは、コロナウイルスの関係で最終日が全てキャンセルとなってしまったが、グッチをはじめ、プラダ、ヴェルサーチェ、ボスといった数々の一流ブランドが最新コレクションを発表。

なかでもフェンディは、これまでのブランドの歴史上はじめてプラスサイズモデルを起用したことで話題を集めたけれど、ファッションショーに登場したアイテムで注目してほしいアイテムが。それは、後頭部につけるカチューシャ。
カチューシャといえば、頭上につけるアイテムで、細いものから太いものまであるけれど、最近では再びトレンド入りしてパッド入りのカチューシャまで登場している。そんなカチューシャを首のうなじの上につけるという前代未聞のつけ方でモデルたちをランウェイに出したフェンディ。
素材の種類も様々でヴェルヴェットのものから、シックな皮のものまでが取り揃えられカラーもかなり豊富。カチューシャの両端がL字に曲がり、それが耳にひっかかる全く新しい形になっている。
実際プラダの2019年の春夏コレクションからパッド入りカチューシャが熱い視線を浴び、プチプラブランドからも発売されている現状を考えると、今年の秋冬にはこの後頭部のカチューシャが一世風靡している可能性はなきにしもあらず。(フロントロウ編集部)