Photo:ニュースコム、アフロ/スプラッシュ、©︎COLUMBIA PICTURES/SONY PICTURES ANIMATION / Album/Newscom
2020年2月21日に日本公開となった映画『チャーリーズ・エンジェル』。フェミニストであることを公言するエリザベス・バンクス監督の指揮のもと、パワフルな3人の“エンジェル”が大活躍し、観客を元気にさせてくれる本作より、ガールパワーを感じる4つのポイントをご紹介!(フロントロウ編集部)

ポイント①日常を生きるかっこいい女性が登場する

 『チャーリーズ・エンジェル』には、クリステン・スチュワートが演じるちょっと天然だけれど変装の名人のサビーナ、エラ・バリンスカが演じる真面目な元MI6エージェントのジェーン、ナオミ・スコットが演じるIT企業出身の優秀なエンジニアのエレーナが登場する。

画像1: ©︎COLUMBIA PICTURES/SONY PICTURES ANIMATION / Album/Newscom

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 そんな新生エンジェルたちの描き方について、監督のエリザベス・バンクスは、「指先から閃光を発するようなスーパーパワーを使う女性像ではなく、毎日をハツラツと生きている女性像を打ち出したかった」と米Indie Wireに述べている。

 というのも、ハリウッドでは近年女性を主人公とした映画が増えてきているけれど、そういった作品の多くでは女性が「強くてかっこいい」存在として描かれることが多いため。しかし女性のかっこよさはそれ以外にもたくさんある。だからこそエリザベスは本作のメインキャストたちを無敵のヒーローではなく、身近なシーンに存在する女性として描くことにこだわった。

ポイント②「ロマンス」が主人公の主軸ではない

 さらに今作では、女性=恋愛という映画やドラマではありがちな演出は却下し、キャラクターたちにとっての恋愛の優先度を低めに設定。実際に劇中にはロマンスは登場するとは言え、メインストーリーではない。

画像2: ©︎COLUMBIA PICTURES/SONY PICTURES ANIMATION / Album/Newscom

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 この点に関してプロデューサーを務めたマックス・ハンドルマンは、「仕事していて、仕事がうまくいっているから恋愛にはあまり焦点を当てていない女性像を(監督のエリザベスは)描きたかった」と米Colliderに説明している。

ポイント③女性たちが「知性」で勝負している

 ハリウッド映画では女性の魅力として「美」や「性」が前面に出る映画がまだまだ多く、とくに女性スパイにいたっては、「お色気」が武器になることは多い。そんななか、新作『チャーリーズ・エンジェル』では、主人公たちの「知性」にスポットライトが当てられる。

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 米Colliderの取材で、監督のエリザベスはそのステレオタイプな女性像を「早い段階で却下した」とバッサリ。「この映画に出てくる女性は、頭脳と知恵を使うの。この映画でのモットーは、“懸命にではなく、賢く働こう”だった」と明かした。

 そしてこの部分は主演のクリステンがとくに気に入っている映画の魅力だそうで、クリステンは、「女性のグループが一緒に座って、何かを克服する方法や計画を練り、それについて積極的に取り組む方法を考えている映画を最後に見たのはいつ?この映画は、男性優位な家父長制を壊しているの。(映画では)善良な男性たちによって作られた会社が、腐敗したばかやろうたちに乗っ取られてしまった。だから私たちが会社を取り返して、本来のミッションを取り戻すの」とColliderに語った。

ポイント④アクションシーンもあくまで女性目線

 『チャリエン』はあくまでも「女性が闘う映画」として作られている。

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 監督のエリザベスは、「本物の女性がどのように闘うかを考えていたの。肉体的に大きく、より強力な男性に勝つために、女性が有利な点は?私はいつも『女性はより簡単な手順で、より賢く戦わなければならない』と考えていた」と、女性目線でのアクションを追求。その結果、彼女たちが映画の中で行うスタントは全て一般的な女性の能力の範囲内でできるものにしたと米New York Minuteに語った。

 「女性として、監督として、フェミニストとして、先人たちの上に立って仕事しているということを意識することが重要」と米Indie Wireに語ったエリザべスが「スーパー向上心」映画だと称する『チャーリーズ・エンジェル』は、日本全国の劇場で公開中。(フロントロウ編集部)

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