ナタリー・ポートマンの新境地
ナタリー・ポートマンが監督総指揮を務める映画『ポップスター』が2020年4月3日に日本公開となる。
『ブラック・スワン』を彷彿とさせる卓越した演技力で演じるのは、銃乱射事件の生存者として、追悼式で歌を歌ったことをきっかけに新進ポップスターへとのぼり詰めるも、度重なるスキャンダルで失墜し、再起をかけたステージに臨むポップスターのセレステ。
セレステの才能を買い、彼女をトップスターへと導く敏腕マネージャー役には、ベテラン演技派俳優のジュード・ロウ。また、幼少期のセレステと、ナタリー・ポートマン演じるセレステの娘の二役には、ラフィー・キャシディが抜擢。
<STORY> クラスメイトによる銃乱射事件で死の淵から生還したセレステ(ナタリー・ポートマン)。皮肉にも姉のエレノア(ステイシー・マーティン)と作った追悼曲が大ヒット。敏腕プロデューサー(ジュード・ロウ)に見初められ、一躍スターダムへ。18年後 、トップスターの彼女はスキャンダルで活動を休止していた。再起をかけたカムバックツアーの初日、ある事件が起こる。それは、彼女の過去の模倣事件だった。蘇るトラウマを抱え彼女はステージにむかうのだが…。
今回公開された予告映像では、一見きらびやかに見えるセレステが、スキャンダルにまみれた生活を送っているショッキングな姿が映し出される。
姉のエレノア(ステイシー・マーティン)に泣きついたり、「怖いの」と弱音を吐いたりするセレステだけれど、一歩ステージにあがると、満員の観客を興奮と歓喜に包み込み、圧倒的なパフォーマンスを見せる二面性に、不安定さを感じざるを得ない。
そんなナタリーの渾身作『ポップスター』は、2020年4月3日に日本公開。(フロントロウ編集部)