4月10日に公開が予定されていた映画『007』の最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開が延期された。(フロントロウ編集部)

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』も公開が延期されることに

 新型コロナウイルスのため、現在世界では映画館を閉鎖している国もあり、日本ではディズニー映画『ムーラン』や『2分の1の魔法』、そしてエマ・ワトソンが主演を務める『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の公開が延期されることが決定。

画像: Photo:WALT DISNEY PRODUCTIONS / Album/Newscom

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 そして、ついに日本でも4月10日に公開を予定されていた映画『007』シリーズの最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』も公開を延期することを発表した。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開延期と3月31日にイギリス・ロンドンで行なわれる予定だったワールドプレミアに関しては、先日、『007』シリーズの大手ファンサイトMI6-HQ.comを中心に公開を延期するよう求めるオープンレター(公開書簡)が発表されていた。今回そんな熱心なファンの声を反映したかのように制作サイドが公開延期を発表し、当初予定していた4月より約7ヵ月後ろ倒して11月に映画を公開することを明かした。

画像: 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』も公開が延期されることに

 『007』のオフィシャルSNSでは、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグとマドレーヌ役のレア・セドゥの写真をアップして「本日MGM、ユニバーサルおよびボンドのプロデューサーであるマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリーは世界の劇場市場を慎重に検討した結果、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開を2020年11月まで延期すると発表しました。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、2020年11月12日にイギリスでリリースされ、2020年11月25日に米国で発売されその後、世界的な公開が続きます」とコメント。

 『007』シリーズの25作品目となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、もともとは2019年に公開される予定だったが、当初監督を務める予定だったダニー・ボイルと制作陣のクリエイティブ面で意見の相違が発生し、キャリー・フクナガに交代。そのため当初の予定より公開が1年遅れ、2020年になった経緯がある。今回の7ヵ月延期の発表を受け一部のファンからはショックの声も。しかし、前作から約5年待ったのだから、あと少しの辛抱だというポジティブな声もあった。(フロントロウ編集部)

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