リクライニングでパソコン画面がバキバキ…
この日、新品のMacBook Proを、乗っていた飛行機の中で使っていた1人の男性。すると、前の座席に座っていた乗客が、席を後ろに倒したそう。すると、ある予期せぬハプニングが起きてしまった…。リクライニングの圧迫によって、彼が使っていたパソコンの画面が、バキバキに。
@Delta small note for the suggestion box, maybe have a little warning sign or someway to prevent my laptop from being destroyed when the person in front of me reclines their seat. pic.twitter.com/QHmphXiDhH
— Pat Cassidy (@HardFactorPat) February 26, 2020
アップルのMacBook Proが使い物にならなくなってしまったことで、男性には怒りと絶望が。もちろん前の座席の乗客が悪いわけではないので、彼はデルタ航空に連絡してみることに。
「些細な提案ですが、小さな注意書きなどをつけるかどうかして、前の席の人がリクライニングをして、私のパソコンが壊されるのを防いでくれませんかね」と、デルタ航空の公式ツイッターアカウントにコンタクトを取った男性。彼によると、さらにその後、客室乗務員は男性のパソコンの画面が割れてしまったことにお構いなしに、前の座席をリクライニングさせてあげるよう言ったという。
MacBook Proといえば、最新モデルであれば25万円程度する商品。ツイッターでの問い合わせののち、カスタマーセンターに連絡した男性だったけれど、なんともお粗末な返信が送られてくることとなった。そこに書かれていたのは、よくある謝罪の文面だったようで、彼いわく「6歳の子にするような説明文」だったそう。そして、デルタ航空側がこの出来事で用意したのは…、なんと約8,000円分の航空マイル!
仕事で使う高価なパソコンを壊され、そのお詫びが約8,000円という残念すぎる男性の状況は、英米のメディアで話題に。男性はまだ諦めず、デルタ航空に問い合わせを続けるそう。
同様の出来事が数ヵ月前にも
今回男性が経験した出来事と同様のことが、2019年10月にも発生していた。こちらの男性も、自宅へ向かうためにデルタ航空を利用。その機内でMacBookProを使用していたところ、前の席のリクライニングによって画面が破損したという。その後、前の席の乗客がさらに席を倒してきたことが最後の一手となり、画面は粉々になってしまったという。
しかし彼によると、デルタ航空は問題解決のためによくしてくれたそう。この男性の場合は、最終的には、アップルケアによって全額がカバーされたという。(フロントロウ編集部)