女性やママを激励
プラスサイズ・モデルのパイオニアとして知られるモデルのアシュリー・グラハム(32)は、2020年1月中旬、結婚9年目を迎えた夫で映画監督のジャスティン・アーヴィンとの念願の第1子となる男児を出産した。
ママになる何年も前から、痩せていることが“絶対正義”とされていたファッション界および世間の風潮に物申し、セルライトやストレッチマーク(肉割れ線)をあえてさらけ出して、女性たちに押し付けられる無理難題を指摘してきたアシュリーは、待望の息子アイザック君の妊娠中もマタニティヌードを披露して妊婦のありのままの美を表現。
さらに、出産後も、授乳中の写真はもちろん、産後の下着問題や搾乳中の姿、外出先でのおむつ替えといった、“新米ママのリアル”がひしひしと伝わって来る投稿を行ない、ママたちがあまり語りたがらない、裏での葛藤や努力にスポットライトを当てながら、自分と同じ様に頑張る女性たちを激励している。
「最強の私の顔」
そんなアシュリーが、3月8日の国際女性デーに合わせて公開したのは、自宅出産でアイザック君を出産した彼女が、まさに新たな命を産み落とそうとしている瞬間を切り取った1枚の写真。
分娩中の激痛に眉をひそめ、いきみながら絶叫する臨場感あふれる写真にアシュリーはこんなメッセージを添えて、世界中の女性たちに呼びかけた。
「これが最強の私の顔。これが、私が人生最大の痛みを知り、人生最大の偉業を成し遂げたときの顔です。国際女性デーというこの日に、私たち女性は、どんな痛みや試練を経験しようとも、それと同時に、強く、パワフルで、偉大な事を成し遂げられる力を持っているということを理解しましょう。ハッピー、国際女性デー!今日は、自分たち、そして、お互いの強さを祝福しましょう」
このアシュリーの投稿には、Netflixのドラマ『13の理由』のキャサリン・ラングフォードやモデルのカーラ・デルヴィーニュの姉で同じくモデルのポピー・デルヴィーニュといったセレブからも賛同のコメントが寄せられるとともに、85万件を超える「いいね」が集まっている。
さらに、国際女性デーに合わせて、インスタグラムストーリーを通じて、敬意を表したい女性たちを紹介していたアシュリー。以前から、自分なりの方法で女性たちが置かれている状況を改善したいと尽力してきた彼女だけれど、母になってから、より一層、その想いが強まったよう。(フロントロウ編集部)