『ブラック・ウィドウ』最終予告編が公開
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場したアベンジャーズのオリジナルメンバーのブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)を主人公にした映画『ブラック・ウィドウ』が、2020年5月1日に日米同時公開される。ついに公開まで2ヵ月を切ったところで、同作のファイナルトレーラーが解禁となった。
スカーレット・ヨハンソン演じる元スパイのブラック・ウィドウが、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でアベンジャーズから離れ、逃亡していた空白の時間が描かれる同作。暗殺者だったブラック・ウィドウがなぜアベンジャーズ(=ヒーロー)の一員になったのか? 『アベンジャーズ/エンドゲーム』にもつながる彼女の過去が明かされる同作の最終予告編では、フローレンス・ピュー演じる“妹”エレーナとの関係と、レイチェル・ワイズ演じる天才科学者の“母”メリーナと、デヴィッド・ハーバー演じる“父”アレクセイ(レッド・ガーディアン)との家族のような関係も物語のキーとなる。
さらにこの最終予告編では、スカーレットが初めて出演したMCU映画である『アイアンマン2』とのつながりが発見された。
『アイアンマン2』とのつながり
予告編では、本作のヴィランとなるタスクマスターが、『アイアンマン2』でのブラック・ウィドウの戦闘シーンをじっくり見ているシーンが映る。
戦闘技術を瞬時に習得できる類稀な記憶力の持ち主であるタスクマスターは、おそらくこの映像でブラック・ウィドウの戦闘術を習得。レッド・ガーディアンとの戦闘シーンでは、『アイアンマン2』でブラック・ウィドウが見せた戦闘時の着地ポーズを完コピしていることが確認できる。
タスクマスターは、ほかにもキャプテン・アメリカを意識したようなシールドや、ホークアイを意識した弓を武器に使っており、この点から、一部のファンの間ではタスクマスターが過去に、クリス・エヴァンスが演じたスティーブ・ロジャースやジェレミー・レナーが演じたクリント・バートンと何らかの形で接触したことがあると考えられている。
これまで語られなかった過去が明かされる映画『ブラック・ウィドウ』は、5月1日に全国ロードショー。(フロントロウ編集部)