使い方一つで眉メイクをガラリとチェンジ
眉毛に色をつけてコーティングしてくれる眉マスカラ。最後の仕上げとして、毛流れに沿ってなんとなく全体に色をつけているという人も多いのでは? でも、眉マスカラを使いこなすメイクのプロたちによると、同じ眉マスカラでも使い方しだいでいろんな表情が作れるそう。

セレブ御用達のメイクのプロが明かした、仕上がりが変わる眉マスカラの使い方をチェック!
1:眉マスカラを眉尻から眉頭にかけて塗る
ニューヨークで活躍するメイクアップ・アーティストのマリベス・マドロンは、眉マスカラの使い方について「眉尻からスタートして眉頭にかけてマスカラを塗るのがオススメ」と米メディアByrdieにコメント。毛流れに沿うのではなく、逆を行くように塗っていくのだという。

このテクニックを使うことで、毛の1本1本にマスカラが付着し、表だけでなく裏側もキャッチされるため、塗り逃しがなくしっかりと塗ることができるそう。眉毛の形が気になる場合は、その後に毛流れに沿うようにブラッシングして調整してもOK。
マリベスによると、この方法で眉マスカラを塗ると毛にしっかりと色がつくため、ペンシルやパウダーを使わずに眉マスカラのみで眉メイクを完了できる人も多くなるそう。
2:眉マスカラを上向きに塗って太眉に
モデルのロージー・ハンティントン・ホワイトリーをはじめ、多くのセレブが通う眉毛サロンを経営するクリスティー・ストリヒャーは、眉毛に太さを出したい場合は、上向きにマスカラを塗ることがオススメだと米メディアByrdieに明かした。このテクニックを使うとそれぞれの毛が上向きになって高さが出るため、いつもより太眉に見せることができるという。

さらにクリスティーによると、上向きに眉マスカラでブラッシングすることで、眉毛が足りない部分が明確に把握できるので、その後に眉毛が足りない部分にだけペンシルで描き足せば眉メイクが完成するという。
眉マスカラとほかの眉コスメをダブル使いする場合は、眉マスカラを最後に使う人が多いと思うけれど、先に使う方が眉の毛流れを生かした眉メイクができそう。
3:眉頭から眉尻にかけてオンブレ眉でふんわり
リアリティスターのキム・カーダシアンを担当するメイクアップ・アーティストのマリオ・デディヴァノヴィックは、眉マスカラで自然なふんわり感を出すテクニックを米メディアByrdieで紹介。

マリオは、「眉頭のあたりには少なめに、中央から眉山を通って眉尻までは徐々に濃く眉マスカラを塗っていき、オンブレ眉をつくるのがオススメ」と話した。眉尻にかけてグラデーションのように濃くしていくことで、のっぺり眉にならずにふんわりと立体感のある眉毛に仕上げることができるという。
使いこなすことで、いろんな表情の眉が楽しめる「眉マスカラ」。プロの裏技を使って、理想の眉を手に入れてみては。(フロントロウ編集部)