アメリカ・フロリダ州への出張中にウォルト・ディズニー社とユニバーサル社が運営するテーマパークを訪問した34歳の男性が新型コロナウイルス検査で陽性判定。その後、死亡した。(フロントロウ編集部)

3月頭にテーマパークを訪問、その後、陽性判定

 アメリカ・カリフォルニア州の34歳男性が新型コロナウイルスに感染したことによる肺炎で死亡した。

 彼の死を報告した遺族によるフェイスブックへの投稿によると、この男性は、陽性と診断される10日ほど前にフロリダ州オーランドにあるテーマパーク、ウォルト・ディズニー・ワールドとユニバーサル・スタジオ・オーランドを訪れたという。

 遺族が明かした詳細によると、3月2日に出張のために訪れたオーランドで、滞在日程を2日延長してそのまま休暇をとった男性は、数日間の間に友人たちとディズニー・ワールドとユニバーサル・スタジオをはしご。

画像1: 3月頭にテーマパークを訪問、その後、陽性判定
画像2: 3月頭にテーマパークを訪問、その後、陽性判定

 その後、3月7日に咳をしはじめ、その翌日には咳による吐血をしたという。3月9日にカリフォルニアの自宅へと戻った男性は、高熱を伴っており、すぐに緊急治療室へ。胸部X線検査の結果、肺炎と診断され、新型コロナウイルスの検査を受けた。

 点滴による抗生物質の投与などを受けた後、一時退院した男性は、検査結果が出るまでのあいだ自宅での隔離・療養をし、もしも容態が悪化したらすぐに病院に来るようにと医師から伝えられたが、3月13日に陽性判定が出たため、翌日すぐに病院に緊急搬送。

 遺族が米TMZに語ったところによると、その時にはすでに肺の60~70%がブロックされており、医師たちは、人工呼吸器による治療などを試みたものの、男性は3月19日に亡くなった。


がんの既往歴、幼少期にはぜんそくや気管支炎

 米Peopleによると、34歳という若さで亡くなった、ジェフリー・ガザリアンという名のこの男性は、2016年に精巣がんを克服した“がんサバイバー”だった。幼少期は、ぜんそくと気管支炎に悩まされたが、遺族は、彼はいずれも克服していたと証言している。


ディズニーとユニバーサルが声明

 ジェフリーが3月上旬に訪れたとされる、ウォルト・ディズニー・リゾートとユニバーサル・スタジオ・オーランドは、いずれも3月16日から臨時休園措置を取っている。

 ウォルト・ディズニー・ワールド内には、4つのディズニーパーク(マジック・キングダム、エプコット、ハリウッド・スタジオ、アニマル・キングダム)、そして、ユニバーサル・スタジオ・オーランドには、2つのテーマパーク(ユニバーサル・スタジオ・フロリダ、アイランズ・オブ・アドベンチャー)があるが、男性がどの施設を訪れたかは、明らかにされていない。

 男性の死の報せを受け、米ウォルト・ディズニー・カンパニーの広報担当者は「ガザリアン氏の遺族に深くお悔やみを申し上げます。COVID-19(新型コロナウイルス)がもたらす状況に細心の注意を払い続けるとともに、健康機関と密に連絡を取り合い、情報や指導を求め続けます」と米The Hollywood Reporterを通じてコメント。

 また、米ユニバーサル・スタジオの広報担当者も「亡くなった男性と遺族にお悔やみを申し上げます。私どもは、これまでも常にそうしてきたように、地域の公衆衛生当局からの指示に従います」と発表した。(フロントロウ編集部)

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