女性オンリーのチームが大暴れ!
“悪カワヒロイン”ことハーレイ・クインが、大好きだったジョーカーと破局し「覚醒」する様子を描いた映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』が、2020年3月20日からついに公開。
主人公のハーレイ・クインは、2016年に公開された映画『スーサイド・スクワット』に引き続きマーゴット・ロビー。伸ばしていたツインテールを切り落とし、大きくイメージチェンジした姿を見せてくれることで話題になっている。
本作でハーレイ・クインは「バーズ・オブ・プレイ」という自由を愛する女性だけのチームを組み、裏の世界を牛耳って、ハーレイ・クインまで支配しようとするヴィランのブラックマスクに挑む。
ハーレイ・クインって?
ハーレイ・クインはアメリカの出版社、DCコミックスのキャラクター。同社の人気ヒーロー『バットマン』の世界に登場する、破天荒で天真爛漫な性格のヴィランとして生みだされた。
初めてハーレイが登場したのは、1992年に放送されたアニメ『バットマン』。その後、キュートなキャラクターが大人気となり、コミック版へと逆輸入。
登場した頃は、中世の道化師のように肌を真っ白く塗ったピエロ姿だったけれど、現在はギャル風の服装で描かれることが多い。
ハーレイは普段、『バットマン』に登場する架空の街“ゴッサムシティ”で、ジョーカーと共に数多くの犯罪活動を行なっている。映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』では“別れた”という設定だけれど、コミック版ではハーレイの片思いだったり、むしろジョーカーから嫌われていたりと、様々な設定がある。
ハーレイ・クインにはどんな能力がある?
アメコミのヒーローやヴィランには、スーパーパワーと言われる「怪力」や「超能力」など、人間離れした能力があることが多い。
ハーレイ・クインはヴィランとしてバットマンを苦しめる存在だけれど、彼女には一体どんな力があるのだろうか。
実はハーレイ・クインは、特殊なスーパーパワーがあるわけではなく、ただの人間!もともとは、『バットマン』の世界に登場する精神病院「アーカムアサイラム」に勤務していた精神科医だった。
そこでジョーカーの担当になったことで彼の歪んだ精神に魅了され恋に落ち、ヴィランとなった。元の名をハーリーン・クインゼルといい、金髪で青い目をした聡明な女性。
ハーレイ・クインはジョーカーを愛し、一緒に悪事を重ねてきたことで、超人的な身のこなしを習得。また、かつてジョーカーに拷問されて、クレイジーになってしまった経験のせいか、暴力に対するリミッターも外れており、腕っぷしがかなり強い。さらに、精神科医だった経験を生かし、人身掌握の術にも通じていて、その頭脳で何度となくバットマンを陥れてきた。そしてその頭脳ゆえか、武器類の扱いもとてもうまい。
このように、ハーレイ・クインはただの人間のはずなのに戦闘もできて、頭脳もピカイチ。明るく適度にドジなところもあり、愛すべきキャラクターだということがわかる。
そんなハーレイ・クインが大活躍する映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』は、2020年3月20日から日本全国ロードショー。(フロントロウ編集部)