春は、肌が揺らぎがち?
ポカポカとした陽気が心地いい春だけれど、実は肌にとっては一番気をつけたい季節。
春先は「三寒四温」と言われるほど気温の変化が激しく、肌のバリアが崩れがち。それに加えて花粉によるダメージ、紫外線の量も急激に増加するため、なにかと乾燥や肌荒れなどの肌トラブルを招きやすい。
そんな春の季節は、肌のお手入れ習慣を見直す絶好のチャンス。そこで今回は、これからのシーズンに向けて美肌を育む、春のスキンケアアイテムの衣替えの仕方をご紹介。セレブエステティシャンのムジア・シマンが美肌づくりに欠かせないアイテムを教えてくれた。
春の美肌は「洗顔」から始まる
寒暖差の影響で肌のターンオーバーが揺らぎがちな春は、きちんとクレンジング&洗顔をすることが第一。ムジアは「古い角質がたまると、肌がどんよりくすんで見える。春こそピーリングや洗顔にこだわるべき」と米メディアSkincare.comでコメント。
とくに風が強い春先は、花粉やホコリが肌に付着しやすく、肌トラブルの元になることもあるそう。ムジアは「肌に不要なものをしっかり落とすことで、肌の輝きを取り戻すことができる。私は、ランコムのローズシュガースクラブを使うのが大好き」と明かした。
当然、ボディケアも怠ってはいけない。ムジアは「身体にも古い角質がたまりやすいから、ちゃんとケアしてね。私はキールズのボディスクラブをよく使ってるわ」 と付け加えた。
春の乾燥には「さっぱり保湿」
角質のケアの次に大事なのが「保湿」。乾燥しやすい春先は“肌の水分補給”がとても重要だそうで、ムジアは「きちんと保湿効果を発揮させるためにも、季節ごとに保湿クリームを変えた方がいい」とアドバイス。
保湿クリームの選び方については「肌寒い冬は、水分と油分を多く含んだ“こってりしたクリーム”が嬉しいけれど、春は軽くてさっぱり保湿してくれるものがいいね」と話している。
しかし、さっぱりしすぎると保湿力に欠けてしまうため、ムジアは「ヒアルロン酸やセラミド、必須ミネラルがたっぷり配合されているものがオススメ」とコメント。ふっくらとした健康的な肌に仕上がるという。
春の紫外線対策「UV&美白ケア」
春になると強化したいのが、紫外線対策。ムジアは「一年を通して日焼け止めを塗るのはもちろんだけれど、春はもっと真剣に取り組むべき」と話し、春は、より“SPF”や“PA値”が高い日焼け止めにシフトした方が良いとアドバイス。
他にも、美白ケアに有効な成分「ビタミンC」や「ビタミンE」を含む美容液を使うのも効果的だそうで、肌にうるおいを与えながら紫外線からも守り、透明感のある肌に導いてくれるという。
肌状態が不安定になりやすい春の季節。プロのアドバイスを参考に早めのスキンケア対策を行なってみて。(フロントロウ編集部)