大人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』で主演と制作を兼任しているヴィン・ディーゼル。実は、映画界の巨匠スティーヴン・スピルバーグから監督になることを密かに熱望されていたことがわかった。(フロントロウ編集部)

スティーヴン・スピルバーグの名作に抜擢された男

 映画『ワイルド・スピード』シリーズのドム役として世界中から愛されている俳優のヴィン・ディーゼル。実は、幼い頃から役者を目指していて、27歳の頃に監督、脚本、主演、音楽制作など全て自分で担当した低予算映画『マルチ・フェイシャル(Multi-Facial)』を制作。撮影期間は3日間という作品にもかかわらず、その年のカンヌ国際映画祭で高い評価を得た。

画像: 『ワイルド・スピード MAX』より ©︎UNIVERSAL PICTURES / Album/Newscom

『ワイルド・スピード MAX』より ©︎UNIVERSAL PICTURES / Album/Newscom

 特にこの作品を評価したのは、映画『E.T.』や『シンドラーのリスト』などを世に送り出し、アカデミー賞を3度受賞した監督のスティーヴン・スピルバーグ。ヴィンの映画『マルチ・フェイシャル』を見たスピルバーグ監督は、1998年に公開された『プライベート・ライアン』にヴィンのために新しく役を作り、オファーしたという。

画像: 『プライベート・ライアン』より ©︎IFA Film/United Archives/Newscom

『プライベート・ライアン』より ©︎IFA Film/United Archives/Newscom

 ヴィンは『プライベート・ライアン』出演後、映画『ピッチブラック』『ワイルド・スピード』『トリプルX』などに出演して立て続けにヒットを打ち出し、一気にスターダムに駆け上った。

 そんなヴィンは、米The Nationalに最近スピルバーグ監督に会って言われたことを明かした。ヴィンによると、スピルバーグ監督はヴィンに俳優よりも監督をやってほしいという。

画像: 『プライベート・ライアン』撮影時のスティーヴン・スピルバーグ監督 ©︎DREAMWORKS / JAMES, DAVID / Album/Newscom

『プライベート・ライアン』撮影時のスティーヴン・スピルバーグ監督 ©︎DREAMWORKS / JAMES, DAVID / Album/Newscom

 「スティーヴン・スピルバーグといえば、最近彼に会ったよ。彼は俺に『『プライベート・ライアン』できみの役を書いた時、私は俳優として君を雇っていたけれど、密かに君の監督としての素質を支持していた。きみはもっと監督業をやるべきだ。(やらないことは)映画界における犯罪だ。監督の椅子に戻らなきゃいけない』と言っていた」。そう、スピルバーグ監督とのやりとりを明かしたヴィン。

ヴィンが俳優業に留まる「深い理由」とは

 ヴィンは、自分が監督をした映画作品は少ないということを自覚しているようだけれど、あることが彼を俳優業に留まらせているという。それは、映画館を繁栄させたいという思い。 

画像: 『トリプルX』より ©︎REVOLUTION STUDIOS/ORIGINAL FILMS / Album/Newscom

『トリプルX』より ©︎REVOLUTION STUDIOS/ORIGINAL FILMS / Album/Newscom

 Netflixをはじめとした動画配信サービスの人気が加速するなか、ヴィンは大作映画を作って映画館を人で埋めることを自分の今の使命と考えているそうで、「映画という経験が危機にさらされている。だから『ブラッドショット』や『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のような作品を作ることは、一生続かないかもしれないもの(映画館での経験)を守っていることになるんだ」とコメント。一方で、「(今は)それをやらなくてはいけないが、いつかは監督としての旅を再開しなきゃな」と、監督業への意欲も見せた。

画像: ヴィンが俳優業に留まる「深い理由」とは

 俳優としても監督としても向上心の高いヴィンの新作映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は来年公開予定。(フロントロウ編集部)

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