アリアナ・グランデが2014年にリリースした楽曲を久々に披露
新型コロナウイルスのため、アメリカで自主的に隔離生活を行なっているアリアナ・グランデ。シンガーとしての活動が思うように出来ないアリアナは、ツアーが恋しいということを明かしたり、先日にはインスタグラムでファンに新作の一部を聞かせたりと、SNSを使って同じく外出を自粛しているファンと交流している。
新曲の一部と思われる音源。
そんなアリアナが、ファンたちにサプライズプレゼント。アリアナはプロデューサーのトミー・ブラウンと遠隔でセッションし、トミーが弾くピアノに合わせて2014年にリリースした楽曲「マイ・エヴリシング」をサプライズで披露。アリアナは「マイ・エヴリシング」を歌う動画に「トミーと私がバーチャルの愛を送るわ。みんなが安全で健全で健康でいてくれるとともに、できる限りクリエイティヴに過ごせることを願っている」とコメントしてSNSにアップした。
この動画には、フィフス・ハーモニーのローレン・ハウレギやノーマニ、ウィル・スミスの娘であるリゾなどが反応。そしてアリアナは、トミーのインスタグラムに「愛しているわ!次は『ニーディ』もやろう」とコメントしており、今後さらにサプライズでパフォーマンス動画をアップする可能性を示唆した。
アリアナ・グランデ以外にも在宅パフォーマンス
オンライン配信を通して家からパフォーマンスしているのはアリアナだけではなく、コールド・プレイのクリス・マーティンやU2のボノ、ジョン・レジェンド、ピンクなど数多くのシンガーもそれぞれ在宅でパフォーマンスをしている。
その集大成となったのはエルトン・ジョンがホストを務めたチャリティ公演ザ・アイハート・リビングルーム・コンサート・フォー・アメリカ(The iHeart Living Room Concert for America)。この慈善公演には、ビリー・アイリッシュやマライア・キャリー、バックストリート・ボーイズ、サム・スミスなど数多くのアーティストが遠隔で参加。
1つの会場に集まるのではなく、別々の場所からネット回線を通じてコンサートに参加するというこれまでの常識を覆した公演は大盛況で、新しい時代のコンサートの形を作った。
アリアナをはじめ多くのシンガーたちは、新型コロナウイルスで世界が混乱する中、少しでもファンを元気づけようとそれぞれの方法でコミュニケーションをとっている。(フロントロウ編集部)