ロイヤルキッズとの心温まる交流
現在、イギリスでも猛威をふるい続けている新型コロナウイルス。全国民に外出禁止令が出されるなか、ロイヤルファミリーの面々は、エリザベス女王と夫のフィリップ殿下がウィンザー城、チャールズ皇太子&カミラ夫人がスコットランドの別荘、そして、ウィリアム王子とキャサリン妃は、3人の子供たちとともにロンドンから170キロほどはなれたノーフォーク州の別宅アンマーホールと、それぞれ別の場所で自己隔離生活を送りながら、高位王族としての任務を遂行している。
感染者数が増加の一途を辿るなか、イギリス国民の安全と健康を憂うエリザベス女王や、3月半ばに新型コロナウイルス検査で陽性が判明し、その後、無事回復を報告したチャールズ皇太子にとって、おそらく、何よりの癒しとなっているのが、ロイヤルキッズたちとの交流。
離れた場所での隔離生活が続くなか、ある関係者は、ウィリアム王子とキャサリン妃の長男ジョージ王子(6)と長女のシャーロット王女(4)、次男のルイ王子(1)が、ビデオ通話を使ってエリザベス女王やチャールズ皇太子とコミュニケーションを絶やさないようにしていると英The Sunに証言している。
ひ孫であるジョージ王子たちからは「ガンガン」という愛称で親しまれていることで知られるエリザベス女王。
キャサリン妃の気遣いにより、子供たちは、可能な限り頻繁に「ガンガン」や彼らにとって曽祖父であるフィリップ殿下と通話をしたり、おしゃべりをする動画を送るなどしているそう。
さらに、子供たちは、新型コロナウイルス感染症から回復してまだ程ないチャールズ皇太子とも頻繁に通話をしており、動物に詳しいチャールズ皇太子にさまざなま質問をして、野生動物や植物について学んでいるという。
関係者は、「子供たちはチャールズおじいちゃんとおしゃべりをするのが大好きで、動物や花などに関する、役に立つ雑学をたくさん教えてもらっていますよ。子羊やリス、牛などについてお話しています」と、ジョージ王子とシャーロット王女がチャールズ皇太子との交流を心待ちにしていることも明かしている。
2018年11月、ロイヤルファミリーのポートレート撮影の現場でルイ王子と交流するチャールズ皇太子。
チャールズ皇太子の闘病中には、手作りのお見舞いカードを作って送ったことも伝えられているロイヤルキッズ。世間でも、おじいちゃんやおばあちゃんと会えず、寂しい思いをする子供たちが多いが、彼らもまた同様に、パンデミックが収束し、エリザベス女王やチャールズ皇太子と再会できる日を楽しみにしているよう。(フロントロウ編集部)