米ツイッターのCEOであるジャック・ドーシー氏が、総資産の約3割にあたる約1,100億円(10億ドル)を新型コロナウイルスの救済基金に寄付することを発表。(フロントロウ編集部)

ツイッターCEOが新型コロナ支援に乗り出す

 新型コロナウイルスの世界的流行をうけて、ツイッター社とスクエア社の共同経営者で両者のCEOでもあるジャック・ドーシー氏が、新型コロナウイルス関連の救済基金に約1,100億円(10億ドル)を寄付することを発表した。米Forbesによるとドーシー氏の総資産は約3,600億円(33億ドル)で、1,100億円は同氏の個人資産の約3割にあたる。

画像: ツイッターCEOが新型コロナ支援に乗り出す

 ちなみに、これほど多額の寄付をしようと思った理由について、ドーシー氏は自身のツイッターでこう説明している。

なぜこのタイミングで寄付をすることにしたのか?

今まさに緊急の支援を必要とする状況だからだ。(多額の寄付をすることによって)どのような影響をもたらすことができるのか、生きているうちにこの目でちゃんと見たいと思った。私のこの行動を見て、同じようなアクションを起こす人がほかにも出てくることを願ってる。人生は短い。だからこそ、今日のうちにできることをすべてやって人々を救おう。

 資金はドーシー氏が保有するスクエア株から捻出するそうで、世界が新型コロナウイルスによるパンデミックから脱した暁には、発展途上国の女児の健康維持や教育支援のために資金を回すという。

 新型コロナウイルスという未曾有の危機から世界を救うべく、フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏、アマゾンCEOのジェフ・ベゾス氏、アップルCEOのティム・クック氏、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏、元ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏など、いわゆる“長者番付”の常連たちが次々と支援を表明している。

 新型コロナウイルスの感染者数は7日に世界全体で140万人を超え、死者の数も8万人を超えている。最も死者数が多いのはイタリア(17,000人超)で、スペイン(13,000人超)、アメリカ(12,000人超)がそのあとに続く。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.