ラッパーのカーディ・Bが、新型コロナウイルスの影響で生活に困窮する人たちへの救済措置として、約1ヵ月半かけて1時間ごとに約10万円を寄付することを発表。(フロントロウ編集部)

カーディ・Bが生活困窮者の支援に乗り出す

 アメリカ全土で新型コロナウイルスの感染が広がり始めてから早1ヵ月。ニューヨーク州やカリフォルニア州など、数多くの州で外出禁止令が出されている影響で、経済活動も瀕死の状態に陥っている。もちろん新型コロナウイルスの感染拡大を収束させることが最優先の課題ではあるものの、経済活動の自粛によって、休業や廃業に追い込まれたり、クビを言い渡されたり、生活に困る人が続出していることも事実。

画像: カーディ・Bが生活困窮者の支援に乗り出す

 そういった人たちを救うべく、ラッパーのカーディ・Bが人気ファッションブランド「ファッション・ノヴァ(Fashion Nova)」とタッグを組んで、1時間ごとに約10万円(1,000ドル)を配布することを発表した。上限は約1億円で、1時間につき約10万円のペースで配布すると、約42日間で配り終えることになる。

 以下、カーディのコメント。

 「みんな、いつも私とファッション・ノヴァをサポートしてくれてありがとう。

 今回、ファッション・ノヴァと協力して、新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受ける人たちを助ける活動を行うことにしました。たくさんの人たちが毎月の支払いや、家族を養うためのお金、生活必需品を買うためのお金を捻出することに苦労している。この危機によって直接的な被害を受ける人たちのために、ファッション・ノヴァ・ケアーズと私は1時間ごとに1,000ドル、合計で100万ドルを寄付します。

 あなたにとって、この1,000ドルがどのような助けになるのか私たちに教えてちょうだい。みんなの話を読んで、毎日、そのなかから候補者を選ぶ予定よ」

 ちなみに、このほかにもカーディはDJ iMarkkeysが制作したリミックス曲、その名も「コロナウイルス(Coronavirus)」の印税をフードバンクやホームレスなどの支援団体へ寄付することを発表している。この曲は、約1ヵ月前にカーディが新型コロナウイルスの感染力を甘く見ないほうがいいと、人々に警鐘を慣らすためにSNSに投稿した動画の音声をもとに制作された楽曲で、発売されるや否や異例の大ヒットを記録した。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.