新型コロナウイルスの影響で多くの映画が公開延期
新型コロナウイルスの影響で、エンターテインメント業界にも深刻な影響が発生している。日本で5月1日に公開予定だったMCU映画『ブラック・ウィドウ』や、6月12日に公開予定だったDCEU映画『ワンダーウーマン 1984』は公開延期で予定日未定となっており(※)、ほかにも多くの映画やドラマの撮影や編集作業ができなくなり、公開に影響が出ている。
※アメリカでは、『ブラック・ウィドウ』は11月6日、『ワンダーウーマン 1984』は8月14日に公開予定日が変更された。
そんななか、映画ファンの気持ちが明るくなるニュースが。
ジェームズ・ガン監督、ファンの心配に答える
MCU映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズや『アベンジャーズ/エンドゲーム』の監督として知られるジェームズ・ガン監督は、『スーサイド・スクワッド』と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』の公開を控えている。そこでファンは、多くの映画が軒並み公開予定を変更していることに不安を覚え、2021年8月公開予定の『スーサイド・スクワッド』の公開延期の可能性について質問。するとガン監督は、こう答えた。
「今のところ、『スーサイド・スクワッド』の公開日をずらす必要はない。僕たち制作陣は、スケジュール通りか、それよりも早めに進めています。外出禁止の前に撮影を終わらせ、家から編集作業が出来るようにセッティングしておけて、非常に幸運でした。(編集班やスタジオに先見の目があったのです)」
なんと、編集作業を自宅でも出来るようにセッティングしたため、順調に制作が進んでいると報告! 素晴らしすぎる制作陣たちの対応には、ファンも大喜び。さらに、現時点では一般に撮影スケジュールや公開予定日が知らされていない『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』についても、ガン監督は言及。
「今のところ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』の予定も、新型コロナウイルス発生前と同じままです」
『スーサイド・スクワッド』は撮影を今年3月初めに終えており、新型コロナウイルスの影響を受ける前のギリギリのところで予定をこなせたよう。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』の撮影はこれから行なわれるけれど、新型コロナウイルスの影響はない時期に予定されているとみられる。(フロントロウ編集部)