映画『スター・ウォーズ』シリーズで主人公のレイ役として活躍したデイジー・リドリーが、新型コロナウイルス対策の最前線に立つ人への感謝の意を示し、絵本の読み聞かせを行なった。(フロントロウ編集部)

デイジー・リドリー絵本の読み聞かせ

 デイジー・リドリーは、映画『スター・ウォーズ』シリーズの主人公、レイ役で知られるイギリス人俳優。4月10日に誕生日を迎え28歳になったばかりの彼女は、自分の誕生日を祝ってくれたファンと、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス対策の最前線に立つ人々に向け、感謝の意を示すために、絵本の読み聞かせをした。

 彼女が選んだ本は、『BB-8 オン・ザ・ラン』という絵本。BB-8は『スター・ウォーズ』シリーズに登場した人気ドロイドで、丸っこいフォルムと小動物のような機械音が愛らしいキャラクター。本作は、そんなBB-8が、ジャクーという砂漠の惑星で主人公レイの仲間、ポーと別れてからレイと出会うまでの波乱万丈な旅を描いている。ころころと転がりながら砂漠を進むBB-8は、何者かに捕らえられたり、逃げ出したりしながら、様々なものに出会い、優しさを見せてくれる。

画像: ©︎LUCAS FILMS/BAD ROBOT/WALT DISNEY PRODUCTIONS / Album/Newscom

©︎LUCAS FILMS/BAD ROBOT/WALT DISNEY PRODUCTIONS / Album/Newscom

 自宅待機中のデイジーは、髪を簡単に束ね、緩やかなワイシャツを身につけ、とてもリラックスした様子で読み聞かせを開始。ちょっとぎこちないその様子は、ファンの心を和ませた。物語の終盤にBB-8がレイと出会うシーンのデイジーの表情は必見。とても満足そうな表情で締めくくられている。

読み聞かせを始めるセレブたち

 新型コロナウイルスの流行とともに読み聞かせを始めたセレブは、デイジーだけではない。

 映画『魔法にかけられて』や『アメリカン・ハッスル』のエイミー・アダムスと映画『デアデビル』や『エレクトラ』のジェニファー・ガーナーもその1人。2人は共同で慈善団体「セイブ・ウィズ・ストーリーズ」を立ち上げ、新型コロナウイルスの影響下にある子供達に向けて絵本の読み聞かせを開始。

 現在、新型コロナウイルスに感染したり、ウイルスの影響で学校が閉鎖となって自宅待機したりしている子供たちは、アメリカ国内だけで何百万人もいる。2人はそんな子供たちに向けて読み聞かせをし、その収益を「セーブ・ザ・チルドレン」や「ノー・キッド・ハングリー」などの子供を守るための団体に寄付。そして学校の給食がないと食べるものに困ってしまう子供たちの食料を支援しようとしている。

 絵本読み聞かせの「セイブ・ウィズ・ストーリーズ」のアカウントには、既に多くのセレブの読み聞かせが続々と集まってきている。ジェイク・ギレンホールやマーゴット・ロビー、クリス・プラット、エリザベス・オルセン、ブリー・ラーソン、エイザ・ゴンザレス、ナタリー・ポートマン、ジミー・ファロンなど、数え切れないほどの著名人がこの慈善活動に参加。非常に豪華なメンツになっている。

 今回読み聞かせをしたデイジーは「セイブ・ウィズ・ストーリーズ」の活動とはまた別のものではあるが、俳優という職業を生かして読み聞かせや朗読を行うセレブは増加している。(フロントロウ編集部)

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