外出自粛が続き、誰にも会わない日はノーメイクでいいや!と思っている人も多いと思うけれど、専門家によるとある理由でメイクをした方が良いという。自宅で過ごす日にもメイクをしたほうが良い理由とは?(フロントロウ編集部)

誰にも会わなくてもメイクをするべき理由とは?

 新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務や休日の不要不急の外出自粛など自宅で過ごす時間が増えてきている。その影響で、今までは朝起きてメイクなど身支度を整えて外出していた人も、最近はノーメイクで過ごすという人が多くなっている。

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 すっぴんで過ごすのは肌への負担も少なく、メイクに使う時間をほかのことに使えて嬉しいところ。しかし、精神科医のサマンサ・ボードマン医師によると、自宅で過ごすときにもメイクをした方が良いという。

メイクには生産性を上げる効果が

 ボードマン医師は、「自宅で仕事や勉強をするなら、その時間だけでも口紅を塗るのがオススメ」と米メディアRefinery29でコメント。なにかに集中する自分とそうでない自分を区別するためには、たとえリップだけでもメイクをするのが良いのだという。

画像: メイクには生産性を上げる効果が

 実際にボードマン医師によると、ハーバード大学のある研究ではメイクをしてテストを受験した場合とそうでない場合を比べ、メイクをした方が点数が高かったという結果があり、メイクをすることで生産性が上がる傾向が見られたという。リモートワークで自宅作業を始める前に、眉毛やリップなど簡単なメイクをしてオンオフを切り替えてみるのも良さそう。

在宅でも身だしなみを整える習慣をつくる

 身だしなみを整えることで得られる効果は、生産性の向上以外にも良い影響を及ぼしてくれるよう。女優のグウィネス・パルトロウをはじめ、多くのセレブの顧客を持つメイクアップ・アーティストのジェイミー・グリーンバーグは、自宅で仕事をするようになって気分が落ち込んでいたという。しかし、ジェイミーは在宅用に朝の習慣を見直し、「ヘアメイクやシャワー、運動など自分のために使う時間を組み込んだ朝のルーティンを作成して徐々に心が活発になった」と話した。

画像: 在宅でも身だしなみを整える習慣をつくる

 在宅勤務や外出自粛で人に会う機会が少なく、自分のケアを怠りがちだけれど、在宅でも自分をケアして身だしなみを整えることは、心にプラスを与えてくれるよう。

お気に入りのコスメで気分をアップ

 また、自主隔離生活により自宅で過ごすモデルのアシュリー・グラハムは、カラフルなコスメでメイクをした写真をインスタグラムに投稿。アシュリーは、「自分で考えてクリエイティブなメイクをすることで、気分とモチベーションを上げることができた」と米メディアRefinery29でコメント。

 この不安な状況の中でも、お気に入りのコスメでメイクした状態で家族と食事をしたり、知人とビデオ通話するだけでいつも通りに近い精神状態に保つことができたそう。

 生産性を上げたり気分を上げたりする効果もある、メイクや身だしなみを整えるという行為。最近はノーメイクが多いという人も、今後も続く外出自粛生活でたまにはメイクをしてみては?(フロントロウ編集部)

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