アンセル・エルゴート、「全裸シャワー写真」で誘導
映画『ベイビー・ドライバー』や『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』などで知られ、2020年12月に日米公開を予定しているスティーヴン・スピルバーグ監督のミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』でも主演を果たした若手実力派俳優アンセル・エルゴートが、約2ヵ月半ぶりにインスタグラムに新たな投稿をした。
2月の来日時に、お気に入りドリンクとしてダイドードリンコの「ぷるっシュ!!ゼリー×スパークリング グレープ」(115円税抜き)を「SAIKO(最高)」というコメントとともに紹介して以来、パタリとインスタグラムの更新をストップしていたアンセルが、突如アップしたのは、大事な所を手で隠しただけの、一糸まとわぬ姿でシャワーを浴びるかなり刺激強めなセクシーショット。
※追記:その後、アンセルはこの投稿を削除。ヌードに関するガイドラインに違反するとインスタグラム側から削除依頼を受けたそうで、ストーリーズにて、「もう少し(股間の)上あがりでトリミングしたものをあとで載せるかもしれない」とコメントした。
「リンク先」が想像と違う
この写真には「OnlyFans LINK IN BIO(オンリー・ファンズ プロフィール欄のリンクをチェックして)」と、あたかもアンセルが定額制ソーシャルメディア「OnlyFans(オンリーファンズ)」のアカウントを開設したかのような誘い文句が添えられており、フォロワーたちにプロフィール欄にあるリンクをクリックするよう促していた。
「OnlyFans(オンリー・ファンズ)」とは、18歳以下お断りのアダルト系SNSで、モデルやインフルエンサーに対し、月額5~20ドルの料金を支払うことで、インスタグラムでは際どすぎて削除されてしまうような内容の過激な写真や動画を視聴したり、DM(ダイレクトメッセージ)を交換したり、チップを払って自分の好みに合わせたコンテンツを撮影してもらうことができる。
しかし、アンセルがプロフィール欄に掲載しているのは、OnlyFansの自身のアカウントなどではなく、クラウドファンディングサイト「GoFundMe(ゴーファンドミー)」のあるページだった。
「Brooklyn for Life!(ブルックリン・フォー・ライフ!)」と題されたこのページでは、ニューヨークのブルックリン地区にある複数の加盟レストランが協力し、地域の病院やクリニックで新型コロナウイルス感染症(Covid-19)と闘い続ける医療従事者たちに無料で食事を提供できるよう支援するための基金を募っている。
生まれも育ちもニューヨークという“生粋のニューヨーカー”のアンセルは、なんとかして、自分も地元に貢献したいと考えたようで、その結果が、自身の過激なショットを公開することで、人々を“騙し”て、チャリティへと誘導するということだったらしい。
実際にアンセルが掲載したリンクをクリックしてみたフォロワーたちは、「ひっかかっちゃったよ~!」、「やられた!」とアンセルの体を張ったジョークに爆笑。本来なら怒りを買ったりしてもおかしくはないが、普段からお茶目でいたずらっ子な一面を持ち合わせているアンセルをよく知る人たちは、彼の鍛え抜かれた肉体美の活用法に理解を示していた。
さらに、長年にわたってアンセルと交際しているバレリーナのヴァイオレット・コミシャンも「マジで爆笑してる。愛してるわ」とコメントしたほか、有名デザイナーのジェレミー・スコットも「チャリティを引き立てるための最高の戦略だね」、シンガーのコーディー・シンプソンも「マジでハメられたよ」とコメントを寄せた。
Brooklyn for Life!は目標金額を100万ドル(約1億700万円)に設定して寄付を募っているが、アンセルのシャワー写真の威力も手伝ってか、その後、一気に20万ドル(約2100万円)以上まで募金総額を伸ばしている。(フロントロウ編集部)