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世界4大ファッションショーの1つであるロンドンファッションウィークが、2020年に新たな試みを行なうことを英国ファッション協議会(British Fashion Council)が発表した。(フロントロウ編集部)

世界中でこぞってファッションショーが中止に

 新型コロナウイルスの流行が拡大していた2020年2月~3月に行なわれたニューヨーク、ミラノ、ロンドン、パリファッションウィークは、世界中から大勢の人が集まるだけに、中止または無観客で開催されたり、招待客が自ら欠席したり、会場にお手製のマスクをつけてくる人がいたりと、それぞれが感染対策に勤しんだ異例のコレクションとなった。

 それから数ヵ月経つも、いまだに世界各国では外出禁止や外出自粛といった措置が取られており、毎年5月の第一月曜日にニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されるファッションの祭典メット・ガラも無期限の延期に加え、2020年6月に予定されていたメンズのロンドンファッションウィークとメンズのパリファッションウィーク、そして2020年7月のパリオートクチュールファッションウイークの中止が発表されるなど、パンデミックがファッション界にも大きな影響を与えている。

画像: 2019年のメット・ガラの様子。

2019年のメット・ガラの様子。

ロンドンファッションウィークの新しい試みとは?

 まだまだ経済活動をはじめ通常の生活に戻る目処がつかないなか、ロンドンファッションウィークにて新たな試みを行なうことを英国ファッション協議会(British Fashion Council)が発表した。英国ファッション協議会が発表したのは、オンラインでのファッションショー。

画像: ロンドンファッションウィークの新しい試みとは?

 これまでも、有名ブランドがこぞってSNSを通してファッションショーの様子をリアルタイムで配信してきたけれど、完全にオンラインだけというファッションショーを行なうブランドは少ないため、ファッション業界としては新たな試みとなる。また、今回のオンラインファションショーは、まだ正式に参加するブランドは決まっていないものの、メンズとウィメンズを統合したファッションショーになる予定となっている。

 しかし、一部のデザイナーの反応はイマイチなようで、ロンドンに拠点を置く人気ブランド、フェンチェンワン(FENG CHEN WANG)のデザイナーであるフェンチェン・ワンは、「デジタルを使用して新しいレイヤーを加えることはできるけれど、形やテクニック、素材を理解するには物理的な交流がまだ必要です」と英The Guardianに語っており、全面的に賛成だということではないよう。

画像: デザイナーのフェンチェン・ワン。

デザイナーのフェンチェン・ワン。

 様々な問題が積み重なる完全オンラインでのファッションショー。ブランドと顧客の双方が満足のいくファッションショーにすることはできるのだろうか。(フロントロウ編集部)

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