クィアでろう者のナイル・ディマルコと、チェラ・マンが、手話でLGBTQ+の単語を表現する方法をレクチャー。(フロントロウ編集部)

LGBTQ+な英単語がいっぱい

 2020年4月18日から24日まで、「ろうLGBT週間(Deaf LGBTQ Awareness Week)」がアメリカで(※)開催中。
※イギリスでは5月4日から10日。

 耳が聞こえない人のなかにも、性的マイノリティに属する人はいる。そんな人々の存在も知ってほしいと、自身もLGBTQ+当事者であり聴覚障がいを持つモデルのナイル・ディマルコと、トランスジェンダーで聴覚障がいを持つチェラ・マンが手話で動画を公開。今回2人が教えてくれるのは、すべてLGBTQ+に関する英単語。

・トランス
・ゲイ
・バイセクシャル
・レズビアン
・ドラァグ・クイーン
・クィア
・インターセックス

 まずはそれぞれの単語の意味を、いま一度確認!

画像: LGBTQ+な英単語がいっぱい

トランス
自分が思う自身の性別(性自認)と、身体的な性別が合っていない状態で生まれてきた人。

ゲイ
男性で、恋愛対象が男性である人。

バイセクシャル
男性も女性も恋愛対象な人。

レズビアン
女性で、恋愛対象が女性である人。

ドラァグ・クイーン
派手な衣装とメイクで“パフォーマンス”として女装するパフォーマンスアーティストのこと。トランスジェンダーと混同されることが多いが、ゲイである場合が多い。しかし、近年は異性愛者の男性や女性でもドラァグをする人が増えてきている。

クィア
時代によって意味が変化してきたが、現代ではセクシャル・マイノリティの総称として使われる場合が多い。

インターセックス
身体の性別が、男性や女性といった2つの枠に当てはまらない人。例えば、モデルのハンネ・ギャビー・オディールは、染色体がXYで体内に精巣があるけれど、男性器ではなく女性器を持っている。

クィアな単語を手話で言おう

 ナイルとチェラはアメリカ出身のため、今回彼らが教えてくれたのは、アメリカ英語の手話。また、手話にはアルファベット26音をそのまま表現する方法と、単語1つを表現する方法があり、2人は主に後者の方法を採用した。

 ちなみに、チェラは5歳から聴覚に問題が現れ始め、13歳でほとんどの音が彼の世界から消えたという。現在は人工内耳を装着しているため、多少の音は聞こえているそう。そのため、彼は英語を話すことができ、英語手話は小学校3年生で習い始めたという。彼は若者から人気を博しており、2018年にはオンライン講演会Ted Talkに出演した。

 生まれつき耳が聞こえないナイルは、そんなチェラの手話を見て感銘を受けたそう。とはいえナイルも、2015年に人気モデルオーディション番組『アメリカズ・ネクスト・トップ・モデル』で優勝し、2016年にはアメリカの人気番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』で優勝。LGBTろう者の存在を、世間に広く認知させた。(フロントロウ編集部)

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