クイーン+アダム・ランバートがオンライン上で久々にセッション
2020年1月には久しぶりに来日し、日本列島を熱狂の渦に巻き込んだクイーンとアダム・ランバート。その後クイーンとアダムは、オーストラリアで公演を行ない、ヨーロッパツアーがスタートするまでクイーン+アダム・ランバートとしては休息期間に入っていた。ところが、その間に新型コロナウイルスの流行が世界的に拡大し、ヨーロッパツアーを延期せざるを得ない事態に。
自宅で隔離生活を送るメンバーは、それぞれ思い思いの時間を過ごしており、ギタリストのブライアン・メイは、クイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」のギターパートのレッスンをはじめ、「ウィー・ウィル・ロック・ユー」や「ラブ・オブ・マイ・ライフ」のギターセクションを弾いている様子を自身のインスタグラムにアップして、ファンと交流をはかっている。
もう1人のクイーンのメンバーであるドラマーのロジャー・テイラーもブライアン同様に、楽器は違うがドラムのレッスン動画を自身のインスタグラムにアップ。オンライン上で細かくドラムの叩き方をレクチャーしており、ドラマーだけではなくファンも思わず見いってしまうほど、衰えを知らない鮮やかなテクニックを披露。
そしてアダムは、先日レディー・ガガがキュレーターを務めたワン・ワールド:トゥギャザー・アット・ホーム(One World: Together at Home)に出演。その際、2019年にリリースされたEP『ヴェルヴェット:サイドA』に収録されている「スーパーパワー」を披露し、元気な姿を見せた。
こうしてそれぞれが活動するも最近では新型コロナウイルスのため、一緒に過ごすことができなくなっているクイーンのメンバーとアダム。そんななか、ブライアンとロジャーが、クイーンの名曲「ウィー・アー・ザ・チャンピオン(伝説のチャンピオン)」をギターとドラムでセッションする動画を公開。コンサートではアダムが歌っているため、滅多に楽器だけの音を聞く機会がないけれど、今回はじっくりとドラムとギターの音が堪能できる。
さらにこの2人のセッションに、アダムも参加。そして楽曲「ウィー・アー・ザ・チャンピオン」の歌詞を少し変えた「ユー・アー・ザ・チャンピオン」を披露してファンを沸かせた。
久々の3人が揃った姿に、ファンは大喜び。新型コロナウイルスで自宅にいるクイーンのメンバーとアダムは、こうしてファンとの時間を設けファンを喜ばせている。(フロントロウ編集部)