ラッパーのポスト・マローンが新型コロナ対策支援のために在宅ライブを開催することを発表。(フロントロウ編集部)

ポスト・マローンが自宅からチャリティコンサート開催

 2018年発売のセカンドアルバム『ビアボングズ & ベントレーズ(Beerbongs & Bentleys)』からのシングル9曲を同時にトップ20圏内にランクインさせ、ビートルズが54年間にわたって保持していた記録をあっさりと破ったことで知られるラッパーのポスト・マローンが、新型コロナウイルス感染症対策支援のためのチャリティコンサートを開催することを発表した。

画像: ポスト・マローンが自宅からチャリティコンサート開催

 米現地時間4月24日(日本時間4月25日午前7時)にポストの公式YouTubeチャンネルで彼の自宅からライブ配信される予定で、“ニルヴァーナ(Nirvana)のヒット曲とファンのお気に入りの曲”を披露するそう。

 熱狂的なニルヴァーナファンとして知られるポストは、過去に自身のコンサートでニルヴァーナの楽曲「All Apologies(オール・アポロジーズ)」や「Lithium(リチウム)」をカバーしたことがあるほか、手に故カート・コバーンの顔のタトゥー、そして右眉の上にニルヴァーナの楽曲のタイトルと同じ「Stay Away」という文字のタトゥーが入っている。また、最新アルバム『ハリウッズ・ブリーディング(Hollywood's Bleeding)』に収録されているヒット曲「Goodbyes (グッバイズ)」には、「俺とカートの気持ちは同じ/手に負えない喜びは苦痛にしかならない」という歌詞が出てくる。

 ちなみに、ニルヴァーナに捧げる「ニルヴァーナ・トリビュート・ライブストリーム(Nirvana Tribute Live Stream)」と名付けられた今回のチャリティコンサートは、国連財団(United Nations Foundation)の協力のもと、新型コロナウイルス感染症対策を主導する世界保健機関(WHO)を支援するための「新型コロナウイルス感染症対応連帯基金」を促進する活動の一環として行われる。コンサート中にファンから集まった支援金は、すべて同プロジェクトの資金となる。

 新型コロナウイルスの世界的流行をうけて、人気アーティストのあいだでこういった支援の輪が広がっており、4月19日にはレディー・ガガが発起人となり大規模なヴァーチャルコンサート「ワン・ワールド:トゥゲザー・アット・ホーム(One World: Together at Home)」が開催された。(フロントロウ編集部)

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