伝説的な人気ドラマ『ゴシップガール』
アメリカのニューヨークを舞台に、リッチな高校生の波乱万丈な日常を描いたドラマ『ゴシップガール』。全米で2007年から2012年まで放送されていた本作は現在でも世界中で愛されており、日本では『ゴシガル』という愛称で親しまれている。さらに、2020年にはリブート版の配信が決定しているため、ますます目が離せない。
また、本作はスタイリストにドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』でスタイリストだったパトリシア・フィールドのアシスタントとして衣装係も務めたエリック・ダマンを迎えたということもありファッション面も大注目だった。
そんな『ゴシップガール』には、マーベル映画『キャプテン・アメリカ』でバッキー・バーンズとして活躍する俳優のセバスチャン・スタンが出演している。セバスチャンはカーター・ベイゼン役として、シーズン1からシーズン3までの11エピソードに登場。初登場シーンではチャックやネイトにポーカーでイカサマをしたため第一印象はあまりよくなかったものの、シーズン3で父親を探すセリーナを助けるという良い面も見せてくれた。
また、放送当時セバスチャンはプライベートではブレア役のレイトン・ミースターと交際していたことで有名。しかし2010年には破局し、その後何度も浮き名を流したけれど、現在は恋人はいない様子。
そんなセバスチャンが、2020年4月22日に出演した米Varietyのオンラインインタビューで、『ゴシップガール』のファッションにまつわる秘話を明かした。
『ゴシップガール』では「アレ」が禁じられていた
セバスチャンが明かした『ゴシップガール』の秘話とは、彼の服装に関するもの。ファッションに強くこだわっていた同作の撮影では「ファッションの観点」から、ベルトをしてはいけない決まりになっていたそう。ベルトと言えば男性にとっては定番アイテムだけれど、おしゃれのために、ドラマ内ではNGが出ていたのだとか。
「(衣装の)フィッティングに行って、『ファッションの観点から、あなたがベルトをつけることは絶対にないですから』と言われたんだ。僕は『はい』と言い、その後は僕が(劇中で)ベルトをつけることはなかったよ」と、舞台裏でのいきさつを明かしたセバスチャン。
確かに、セバスチャンが登場する回を見てみると、彼はズボンにベルトをしてていないことがわかる。セバスチャンは「『ゴシップガール』のファッションに関しては、いくつかのトレンドが生まれたと思う。全てを覚えてるわけじゃないけどね。でも、男性の服装に関してはそれを覚えているよ。ベルトはしちゃダメ。見てみて。だれもベルトをつけていないから」と明かした。
その言葉通り、他の男性キャラクターを見てみると、みんなベルトをつけていない。
ダン・ハンフリー役のペン・バッジリーも、ネイト・アーチボルド役のチェイス・クロフォードも、チャック・バス役のエド・ウェストウィックも、その腰にはベルトがない。
チャックはたまに吊りベルトをしていることがあったり、ダンもジーンズの際はベルトをしていたりと例外はたまにあるけれど、多くのシーンで、ベルトが「わざと」使われていなかったことが今回判明した。クラシックなパンツスタイルでは、「ベルトレス」型のパンツが定番ということもあるため、そんな細かいファッションのルールが背景にあった可能性も。
そんな『ゴシップガール』のリブート作品の主要キャスト5名は既に発表済み。放送日はまだ明かされていないため、気になる人はチェックして。(フロントロウ編集部)