史上初の試み!「在宅ファッションショー」が開催へ
フランス版Vogueの元編集長でファッション界に絶大な影響力を持つカリスマ・ファッションエディターのカリーヌ・ロワトフェルド。日本発のファストファッションブランド、ユニクロとのコラボも話題になった彼女の総指揮のもと、新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の研究に役立てるための寄付を集める目的で、史上初の“在宅ファッションショー”、『CR Runway with amfAR Against COVID-19 Fashion Unites』が開催される。
エイズ研究財団amfARと提携し、自身が編集長を務めるハイエンドファッション誌CR Fashion Bookの名のもとに、2019年からファッションショーを始動したカリーヌだが、2年目となる今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、その場をオンラインへと移すことに。
出演者たちが外出自粛中の自宅からの配信によりショーに参加する、前代未聞の約30分間のバーチャル・ファッションショーでは、モデルたちが、自宅クローゼットにある手持ちのアイテムをカリーヌのアドバイスを受けてコーディネートしたり、一流へア&メイクアーティストの指導を受けて行う“自前メイク”で、ウォーキングを披露することとなる。
人気セレブも参加
『CR Runway with amfAR Against COVID-19 Fashion Unites』には、ダイアン・フォン・ファステンバーグやアレクサンダー・ワン、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のヴァージル・アブロー、ディオール(Dior)のマリア・グラツィア・キウリといった有名デザイナーらもリモート参加。
“ランウェイ”に登場するモデル陣には、シンガーのジャスティン・ビーバーの妻で人気モデルのヘイリー・ビーバー(旧姓ヘイリー・ボールドウィン)や、プラスサイズ・モデルのパイオニア、アシュリー・グラハム、世界で最も美しいまだら肌を持つと言われるモデルのウィニー・ハーロウ、ヒジャブを被ったムスリム・モデルとして史上初めて男性スポーツ誌『Sports Illustrated』の特集に登場して話題となったハリマ・アデン、ランジェリーブランド、ヴィクトリアズ・シークレットの広告塔美女軍団「ヴィクトリアズ・エンジェルズ」の一員であるステラ・マックスウェルやジャスミン・トゥークス、元エンジェルのアレッサンドラ・アンブロジオ、カイリー・クロスといった有名どころが名を連ねる。
さらに、夫でラッパーのカニエ・ウェストとそろって、カリーヌと親交が深い、リアリティスターのキム・カーダシアンの出演も発表されている。
日本での視聴方法は?
『CR Runway with amfAR Against COVID-19 Fashion Unites』は、米東海岸時間の5月1日午後4時から開催され、YouTubeの特設チャンネルにてライブ配信。
日本からももちろん視聴可能で、日本時間では5月2日の午前5時からとなる。
特設チャンネルのURLは記事執筆時点ではアナウンスされていないがイベントの公式ページやカリーヌのSNS等で追って詳細が発表されるので、視聴を希望する人は、そちらをチェック!
同イベントは、すでに募金を受け付けており、2500ドル(約26万円)以上の寄付を行なった人はイベントの協賛者としてクレジットに名前が表示されるほか、25000ドル(約260万円)以上の寄付を行なった人には、2021年のカンヌ映画祭に付随して行われるamfARガラ、もしくは希望のamfAR関連イベントへの招待チケット2枚が贈呈されるという特典も用意されている。(フロントロウ編集部)