『シルク・ドゥ・ソレイユ』のパフォーマーである両親と、その子供たちが外出自粛中の自宅で披露する「在宅パフォーマンス」が拍手喝采もの。(フロントロウ編集部)

シルク・ドゥ・ソレイユ一家による「在宅パフォーマンス」

 カナダ・モントリオールを拠点とする「シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)」は、1992年の初公演以降、日本でも13作品を上演し、1400万人以上を動員した実績を持つ人気エンターテイメント集団。

 3月中旬には、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、世界各地で行われる予定だった44公演が中止となったことを受け、全スタッフの95%に当たる4679名を一時的に解雇すると発表して衝撃を与えたが、パフォーマーたちの多くは、外出自粛に励みながら、再び観客たちの前で演技を披露する日を心待ちにしている。

画像: シルク・ドゥ・ソレイユ一家による「在宅パフォーマンス」

 そんななか、ドイツ・ハンブルグで暮らすシルク・ドゥ・ソレイユの団員一家がSNSで公開している「在宅パフォーマンス」が話題に。

 アンドリュー&ガーシャ・アサートン夫妻は、ともにシルク・ドゥ・ソレイユで活躍するパフォーマー。2人には、7歳の娘カマリちゃんと5歳の息子ケイゼン君がおり、子供たちは団に所属しているわけではないが、両親から受け継いだ体の柔軟さと秀でた身体能力で、普段から遊びの一環としてトレーニングを行っている。

 アンドリューには双子の弟ケヴィンがおり、ケヴィンーもまた、シルク・ドゥ・ソレイユの団員。ケヴィンには2歳の息子ルカ君がおり、アンドリュー&ガーシャ一家と同じマンション内に住んでいる。

 6人は普段から、一緒に難易度の高い技やポーズを決める様子、トレーニングの様子を撮影した写真や動画をSNSで公開している。


チャリティ番組での「在宅パフォーマンス」

 そんなアサ―トン一家は、新型コロナウイルス感染症の最前線で働くカナダ国内の医療従事者の支援やフード・バンクへの寄付を募る目的で放送された特別番組『Stronger Together/Tous Ensemble(ストロンガー・トゥギャザー/トゥース・アンサンブル)』にシルク・ドゥ・ソレイユを代表してリモート出演。

 ジャスティン・ビーバーやアヴリル・ラヴィーン、ドレイク、ライアン・レイノルズといったカナダ出身の有名アーティストがバーチャル集結した同番組の中で、日本でもお馴染みの『アレグリア』のテーマソングに合わせて、圧巻の在宅パフォーマンスを披露した。

 舞台演出や衣装無しでも素晴らしいパフォーマンスを見せた団員である大人たちの演技はもちろん、子供たちの可愛らしく、見ているだけでハッピーになる姿も大好評に。

 番組放送後にシルク・ドゥ・ソレイユの公式インスタグラムで公開された動画だけでも再生回数が40万回を突破している。

 シルク・ドゥ・ソレイユは、休演中の策として、YouTubeで人気の高い作品を1時間にまとめた無料動画を配信するなどして、公演をを楽しみにしている世界中のファンのたちの“おうち時間”の充実に貢献している。

『ZED(ゼッド)』の60分間スペシャル動画

(フロントロウ編集部)

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