メイクをしながら肌に有効な成分を取り入れられる「ハイブリッドコスメ」が増えている。アイテムによってどんな成分が入っているものを選ぶべきか、皮膚科医がアドバイス。(フロントロウ編集部)

ハイブリッドコスメを使うべき理由

 朝のルーティンとして、化粧水、乳液、美容液、オイル、そしてメイクというように肌の上にアイテムを何層にも重ねて塗っているという人も少なくないはず。

画像1: ハイブリッドコスメを使うべき理由

 しかし、ニューヨークの皮膚科医であるジョシュア・ツァイヒナー医師は、「何ステップも重ねたルーティンよりも、シンプルであればあるほどスキンケア成分の有効性が上がる」と米メディアWELL+GOODにコメント。しかも、肌が同時に受け入れられる製品の数には限界があるという。

 そんななか注目が集まるのが、スキンケア成分が入った「ハイブリッドコスメ」。これまでもほとんどのコスメに美容成分が入っていたけれど、最近では薬用のスキンケア成分や特定の肌悩みに効果的なものなど、スキンケアの代わりになるほど優秀なアイテムが続々とリリース。さらに、アイシャドウやチークなどこれまではスキンケア効果が重視されてこなかったカラーメイクコスメでも、美容成分に特化したアイテムが登場している。

画像2: ハイブリッドコスメを使うべき理由

 ツァイヒナー医師は、「スキンケア効果とメイクアップ効果の両方を兼ね備えたアイテムは、ルーティンを簡単にするだけでなく、製品を重ねすぎないことで肌への浸透力も高まるため、取り入れない手はない」と話し、今後もっと多くのハイブリッドコスメが登場すると予想。

 どのコスメにどんな成分が入っているのが良いのか、ハイブリッドコスメの選び方をツァイヒナー医師が明かした。

ヒアルロン酸入りのプライマーやメイク下地

 ベースメイクコスメとしてツァイヒナー医師が勧めたのは、ヒアルロン酸を配合したメイク下地やプライマー。ヒアルロン酸は、肌への水分補給とその水分を保持する働きがあるため、乾燥を防いでくれるという。

 下地やプライマーを選ぶときは、毛穴や肌トラブルを目立ちにくくキレイに見せながら、しっかり保湿もできるヒアルロン酸入りのものを探してみて。

画像: ヒアルロン酸入りのプライマーやメイク下地

抗酸化成分入りのファンデーション

 ファンデーションにも、チェックすべき成分があるという。ツァイヒナー医師が勧める成分は、ホホバオイル、スイートアーモンドオイル、ヒマシ油など抗酸化作用のあるオイル。

 これらが配合されたファンデーションを選ぶと、肌全体のトーンアップが期待できるという。

画像: 抗酸化成分入りのファンデーション

ビタミンE入りのリップグロス

 ツァイヒナー医師は、ビタミンE入りのリップグロスもオススメだと明かした。ビタミンEには、唇のひび割れや荒れを改善する働きがあり、唇をふっくらと見せてくれるとのこと。

 唇がガサガサになりやすいという人は、リップグロスを探すときにはビタミンEが入っているかチェック!

画像: ビタミンE入りのリップグロス

目元にはカフェイン入りのコンシーラー

 クマやたるみ、シワなど悩まされるポイントの多い目元に使うことで効果的なのが、カフェイン配合のコンシーラー。ツァイヒナー医師によると、カフェインには目元のたるみや腫れを引き締める効果があるという。

 目元のたるみは影を作って目元を暗く見せるけれど、カフェイン入りコンシーラーなら目元をさらにすっきりと見せてくれそう。

画像: 目元にはカフェイン入りのコンシーラー

 肌をケアしながら、理想のメイクも叶えることができる「ハイブリッドコスメ」。その選び方は、入っているケア成分がそのパーツの悩みにマッチしているかどうかがポイントのよう。専門家のアドバイスを参考にしながら、お気に入りのものを見つけてみて。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.