ヘアのプロが実践する寝ぐせ防止法
忙しい朝、ひどい寝ぐせやクセ毛を直すのに時間がかかってしまう…という人も多いのでは? 寝ている間についてしまう寝ぐせは、髪質や髪の長さにも関係があるけれど、ヘアスタイリングのプロは寝る前に取り入れる対策で防いでいるという。
顔周りはクリップで留めておく
寝ぐせの対策で意外と見落としがちなのが、髪を乾かしてから寝るまでの間。この間は毛先などに大きなクセがつくことはほぼないけれど、顔周りの毛が浮いてくることは多い。
これについてモデルのジジ・ハディッドやキャンディス・スワンポールなど多くのセレブを手掛けるヘアスタイリストのローラ・ポルコは、「跡がつきにくいヘアクリップで顔周りの毛をおさえておくのがお気に入り」と米メディアPureWowにコメント。とくにドライヤーをしてからすぐにクリップでおさえることで、翌朝に髪が浮いたり乱れたりすることを予防してくれるという。
顔周りの髪は印象を変える大事なパートなうえ、簡単なテクニックで翌朝の準備時間が短縮されるとなると、取り入れない手はない。最近は跡がつかない前髪用のクリップが多く販売されていて、メイク中など朝の準備にも役立つアイテムなのでチェックしてみて。
コンディショナーはブラッシングしてから洗い流す
お風呂でコンディショナーを洗い流すとき、ちょっとしたひと手間を加えるだけで寝ぐせのつき方に差が出るという。
女優のエマ・ストーンやナタリー・ポートマンを手がける人気ヘアスタイリストのマラ・ロザックは、「コンディショナーやトリートメントを洗い流す前に髪全体をブラッシングすると寝ぐせを防ぐことができる」と話した。このブラッシングをしないと、きちんと1本1本にコンディショナーを染み込ませることができず、それが結果的に寝ぐせや髪が広がる原因となってしまうという。
また、ローラもヘア製品を髪全体に均一に使うことを勧めていて、アウトバスのヘアケアやスタイリング製品にも同じことが言えるそう。均一にまんべんなく塗ることによって、塗ってない場所だけうねりがあるといった乱れを予防できるという。
セレブ御用達の有名ヘアスタイリストたちが実践する寝ぐせ対策。どれも簡単な方法なので、ぜひ取り入れてみて。(フロントロウ編集部)