ディズニー映画『アナと雪の女王』の人気キャラクター、「オラフ」が新曲をサプライズリリース。「コロナ疲れ」の心に染みる歌詞やディズニーアニメの名場面が凝縮された映像にあなたは涙せずにいられる? (フロントロウ編集部)

オラフが歌う新曲「アイム・ウィズ・ユー」

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のために外出自粛に取り組んでいる人々を楽しませる目的でウォルト・ディズニー・カンパニーが社をあげてスタートしたリモートワーク企画「ディズニー・マジック・モーメンツ(#DisneyMagicMoments)」。

 その一環としてスタートしたのが、映画『アナと雪の女王』とその続編の英語版で人気キャラクター、雪だるまの「オラフ」の声を担当した俳優のジョシュ・ギャッドとウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのアニメーター、ハイラム・オズモンドが自宅で製作した短編アニメーションシリーズ『アット・ホーム・ウィズ・オラフ(At Home with Olaf)』。

 4月の始めから計20話が公開されてきた同作が、5月13日に公開されたエピソード「アイム・ウィズ・ユー(I’m with You)」をもって最終話を迎えた。

 これまでは、「日の出」、「ブランコ」、「ピンクレモネード」といったテーマでオラフのコミカルで可愛らしい姿を描いた30秒~1分間の映像が公開されてきたが、最終エピソードはいつもとは少し趣向を変えて、オラフが歌う未公開の新曲が公開。

 エピソードのタイトルと同じく、「アイム・ウィズ・ユー」と題されたバラードは、『アナと雪の女王』2作で音楽を担当し、第1作目の主題歌「レット・イット・ゴー」で第86回アカデミー賞の最優秀歌曲賞を獲得したクリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペス夫妻が、自主隔離中の自宅にて、作詞作曲を手がけた。

 「アット・ホーム・オラフ」の最終話とミュージックビデオを兼ねた映像には、オラフが自分のボタンをペン代わりに“大切な誰か”に手紙を綴る様子にくわえて、ミッキーマウスや恋人のミニーマウスはもちろん、『ふしぎの国のアリス』、『わんわん物語』、『リロ&スティッチ』、『美女と野獣』といったディズニーアニメの名シーンの数々が登場。家族や恋人、友人との絆を連想させる、新型コロナ禍で会いたい人に会えない今だからこそ心に染みる、つい目頭が熱くなるような演出となっている。


「アイム・ウィズ・ユー」の歌詞を和訳

 日本語では「僕は君と一緒」、「一緒にいるよ」といった意味になる「アイム・ウィズ・ユー」の歌詞をフロントロウが全訳。

この手紙とともに 君と一緒にいるよ
この歌とともに 君と一緒にいるよ
君が僕がしたおバカな事に笑ってくれるときも 君と一緒にいるよ
僕らがどこにいるかなんて関係ない 僕はここにいて 君はそこにいる
でも僕は君と一緒にいるよ 君のことを気にしてる
これを書いている今も 君と一緒にいるよ そして君のことを考えてる
君はどこかにいるけど 僕と一緒にいる どうやってか教えてあげる
僕と君の間には2人を隔てる海があるっていう概念を忘れてごらん
君と一緒にいるよ 気持ちは一緒さ
お互いを見られる鏡があったらいいのに そのうち誰かが見つけるかもしれない
そうしたら僕からは君が見えて 君からは僕が見えるかも
でもそれまでは…
この音楽とともに 君と一緒にいるよ
この韻とともに 君と一緒にいるよ
もし君が僕を必要とするなら どんな瞬間もどんなときも 君と一緒にいるよ
目を閉じて僕らが一緒にいる様子を思い浮かべてごらん 何が見える?
君と一緒にいるよ そして君も僕と一緒にいる


オラフ役声優がレコーディングの様子を公開

 自宅の一室で1人マイクに向かい、「アイム・ウィズ・ユー」のレコーディングを行なったオラフ役声優のジョシュは、その模様を収めた動画を公開。

 動画に添えられたコメントで「1カ月くらい前、ジェニファー・リー監督(※)から『アナと雪の女王』の楽曲を制作したボビー&クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が、“遠く離れていても、心では一緒にいる”ことをテーマにした楽曲を制作したと連絡をもらった。送られて来た曲を聴いて、僕はすぐに涙したよ(もちろんね)」と、この楽曲を緊急リリースするに至った経緯を明かしたジョシュは、「音源と一緒に公開された映像も僕と同じように、たくさんの人を涙させているはず。遠く遠く離れていても、僕たちはみんな一緒だってことを思い出させてくれるから」と語り、これが「アット・ホーム・ウィズ・オラフ」の最終エピソードとなることを感慨深そうに伝えた。

※映画『アナと雪の女王』と『アナと雪の女王2』を手がけたジェニファー・リー監督

 約1カ月半にわたって続いた「アット・ホーム・ウィズ・オラフ」は終了となるものの、「ディズニー・マジック・モーメンツ」には、今後も、新型コロナウイルスが収束するまで、ディズニー各社の社員たちが在宅ワークで製作した新たなコンテンツが続々追加されていくものとみられる。(フロントロウ編集部)

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