「デイジーズ・ウォッチ・パーティー」が開催
ケイティ・ペリーの新曲「デイジーズ（Daisies）」が本日5月15日にミュージックビデオと共にリリースされた。これは来たるケイティの通算5枚目となるニューアルバムからのファーストシングルとなる楽曲で、アルバムについては、2020年の8月14日にリリースされることが明らかになっている。
ミュージックビデオの解禁に先駆け、ここ日本ではその前日となる5月14日、ケイティの所属レーベルであるユニバーサル・ミュージックの主導のもとで、ミュージックビデオの解禁に合わせ、ケイティのファンが集まってミュージックビデオを一緒に観る企画「デイジーズ・ウォッチ・パーティー（Daisies’ Watch Party）」の開催が発表された。
日本のKaty Cats集まれ���
— ケイティ・ペリー JP公式 (@katyperryjp) May 14, 2020
5月15日(金)13時から、みんなでDaisiesのMVを一緒に見るZoomパーティーを緊急開催�参加者30人を募集します�
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当選者は明日11時〜11時半にDMいたします���#Daisies発売記念 pic.twitter.com/bPkKqyijeb
レーベルの担当者いわく、前日にケイティ側から伝えられ開催が決定したという文字通りの“緊急”企画であったにもかかわらず、300人ものファンからの応募が集まったそう。本日開催されたパーティーには、その中から選ばれた幸運な30人のファンが参加した。
ミュージックビデオが解禁される日本時間の13時の少し前からスタートしたこの企画、ファンが集まってビデオを鑑賞する企画かと思いきや、なんと、スタッフから「ケイティ・ペリーも後ほど参加してくれます」との発表が！ケイティが事前に投稿していたズーム用の画像を背景にしたり、ケイティの過去のツアーグッズやアルバムなど、思い思いのアイテムを持ち寄ったりした多くのケイティ・キャッツ（ファンの愛称）たちが歓喜するなか、13時を少し過ぎた頃にミュージックビデオが解禁された。
MVではマタニティヌードを披露
ミュージックビデオは、先日ケイティのSNSにもジャケット写真として投稿されていた、彼女が自然の中でヒナギク（英語で“デイジー”）に囲まれているシーンからスタート。
今年3月に俳優のオーランド・ブルームとの間に子供を妊娠していることをサプライズで発表していたケイティだけれど、新たに公開された「デイジーズ」のビデオではなんと、一糸まとわぬマタニティヌードも披露。
当然ではあるけれど、注目すべきは、3月に公開された「ネヴァー・ウォーン・ホワイト」のミュージックビデオで見せていた姿よりも、一回り以上お腹が大きくなっていたということ。ブロンドに染めた髪や白いレースのドレスを風になびかせながら、母なる自然の中で立ち尽くしているケイティの姿が印象的。
このミュージックビデオが撮影されたのは新型コロナウイルスの感染拡大の影響が出始めてからだったとのことで、「ソーシャル・ディスタンスを守った」上で、スタッフ同士の間隔をきちんと開けて撮影されたものだそう。ところで、ヒナギクや木々などの自然に囲まれたロケーションが印象的なこのビデオ、なんとケイティ本人の自宅の庭で撮影されたというから驚き。ケイティとオーランドが暮らす家の広々とした庭を見ることができる、貴重な内容になっている。
ついにケイティが登場！
「デイジーズ」のミュージックビデオをファンのみんなで観終えた後で、今年でリリースから10周年を迎える2010年発表のサードアルバム『ティーンエイジ・ドリーム』の収録曲などのミュージックビデオを観て、ケイティのキャリアを振り返りながら彼女の登場を待っていたなか、「もう少しかかりそう」との一報が。
というのも、ケイティはこの日、日本を含むいくつかの国をオンラインで訪れていたのだけれど、ファン思いなケイティは各国で予定をオーバーしてファンと交流していたから！時間を押してしまうという点からも、ケイティがいかにファンとの会話を楽しんでいるかが伝わってきた。
その後、改めてミュージックビデオが再生されていた最中に、唐突に画面が切り替わると、ズームのルームに新しい参加者として、ケイティの本名である「Katheryn Hudson（キャサリン・ハドソン）」の文字が！ケイティがついに日本のファンの前に登場して、オンライン上の空間はファンの拍手や歓声に包まれることに。
「デイジー」という曲名に合わせて、ヒナギクのデザインがあしらわれた服装で登場したケイティは、ファン1人1人の画面を見ながら、「みんなの名前をきちんと発音できなかったらごめんなさい」とした上で、時にはファンが持ち寄ったグッズや、彼らと一緒に映っていたペットに言及しながら、1人1人と丁寧に挨拶を交わしていく。
ケイティはファンと交流を図りながら、リップを塗ったり、化粧を直したりしていたのだけれど、それはまさにケイティのプライベートを覗いているかのようで、外出が制限されている今の時期だからこそ間近で見られる貴重な姿だと言えそう。
ファンの質問に答えたケイティ
ケイティは一通りファンとコミュニケーションを取った後で、「デイジー」のミュージックビデオに込めたメッセージについて言及。ビデオだけでなく「『デイジー』の楽曲そのものに込めたもの」と前置きした上で、次のように説明した。
「ビデオについては、新型コロナウイルスの影響で内容を変更せざるを得なかったの。楽曲に込めたメッセージとしては、インスタグラムにどんなコメントをされようと、自分の夢を追っていくということ。誰に何と思われようともね。今は35歳だけど、初期の頃には、友達や家族から呆れられたり、自分の夢をからかわれたりしたことを覚えてる。今でもそういうことがたまに起きるんだけど、そういう雑音を取り除くことが大切なの。みんなが今も自主隔離生活を送っているのかは分からないけど、今は人生において何が大切なのかを考えるべき時だと思う。この状況を抜けた後で、2.0バージョンのような（進化した）生活を送りたいと思ってる。そうでしょう？私はそう思ってる。制限のない生活を送りたいって」
ケイティはその後、ファンからの質問にも回答。先日、オーランドと日本で挙式を挙げる予定が新型コロナウイルスの影響で延期を余儀なくされたことが報じられていたケイティだけれど、1人のファンがケイティに、「日本で結婚式を挙げる予定はありますか？」と質問すると、「そう願ってる。挙げようとしていたのよ」と、なんと日本で結婚式を挙げるはずだったことを初めて正式に認めた。さらに今も日本で挙式をしたいと思っているとした上で、「日本のケイティ・キャッツのことは大好きなの」と、日本のファンへの愛も伝えてくれた。
この日、およそ15分にわたって日本のファンと交流したケイティは、最後にファンと記念のスクリーンショットを撮影。最後まで笑顔でファンに手を振りながら、ファンのもとを後にした。
ケイティ・ペリー
新曲「Daisies」配信中
（フロントロウ編集部）
